俺のBomb、今日も不発
2005年8月5日 映画
あちぃーすね。
夕立ちもどきが降って
余計に蒸すわ蒸れるわ。
さて、割と
タイムリーな感じで
from JR西。
身近では初めて、こうゆうの。
http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/050728a.html
こんな事あっても昔、日本ってホントに戦争したんだよなぁとか。
なかなか実感できないけども。当たり前っちゃー当たり前だが。
とかくこの季節、戦争関連の記事やTV番組などで見聞きする事が
多いけど、やっぱり「今日」でイッパイイッパイな俺です。
ところで、毎年祀られてる「火垂るの墓」、今年もやりましたね。
今日は見てないけど、どちらかと言うとコレの扱われ方については
否定したい。少女の死までの顛末は目を背けたくなるほど泣ける。
時代設定がいつであろうと、人が哀しい運命を辿るのに泣ける自分で
いたいから泣く。だけども。ボヤけてる。ボヤけてるよ野坂くん。
兄妹の境遇は不幸だ。不器用で自尊心を捨て切れない兄を持った
節子は不幸だ。が、開戦〜戦中〜敗戦後という、生き抜くこと自体
過酷だった当時の日本の中では「まだマシなほう」なのは
アフォなりにも30年以上生きてみると想像に容易いのだな。
兄が当時の教育を受けた平均的な中学生という事や、周囲の人の
考え方や行動、「ほんの少しだけ恵まれた状況」がかえって二人を
死に至らしめる要因に繋がってしまった、と捉えると、戦争だから…
とイヤでも思ってしまうあたり、反戦映画としては括れると思うが。
実際、当時を生きた人の「リアル証言」というものを聞くチャンスは
年々減ってきている訳で。（俺の身内では5人も居るが）
当時の現実を体験し、それを語ることのできる世代がいなくなれば、
極端だがこの作品が戦争の痕跡としての象徴の一部たるに相応しいと
されかねないかも… …ん？なんか日本語おかしいか？
とっ、とにかく、だ。
毒を撒き散らしているわけではないし、もともと受取側の消化方法の
選択が全てだと思ってるので、この作品を駄作だと糾弾する気持ちは
毛頭ないが、秀作とばかりに授業に取り入れたりお涙が欲しいだけで
放送する文部科学省やら日教組やらメディアには「？」を隠せないぞ。
毎年放送したり、文部科学省ナントカとかの冠はいらんぞ、と思うんだ。
そんな感じの事が言いたいんだけど何ぶんアフォなもんでアバァーウトで
ヨロシク哀愁。ボヤけてるの俺だった。勉強しなおして出直します。。。
コメント