片手間シネマ vol.19
2013年11月30日 映画
「その夜の侍」☆★★
キャストがいいゾーンで仕事してる面々なので期待してしまうが、うーむ。俺の神経では納得いかないことが多かった。今作のようにいびつな縁で繋がってしまった人間たちのドラマは多いと思うけど、今作において「まあ、わかる」のはクズキャラ(山田孝之)のみ。自分大丈夫かと不安にさせられる作品でもあった。みなさんの演技もよくて印象的なシーンは多かったんだけどなあ。
「クライマーズ・ハイ」☆☆★
出会い頭に序盤に出くわしたんでそのまま鑑賞。観たの二回目だけど、けっこう忘れてる箇所多かったし(そういや皆川さん出てた!とか)、演技合戦がアツくて脂っぽくて見応えあるんで最後まで。内容についてコレというものはないんだけど、やっぱ悠木(堤真一)のダブルチェックにこだわる伏線が細くて、最後の決断がなんか軽いかなあ。スクープ報道をクライミングとダブらせて、時々差し込まれる小澤征悦との登山シーンは、ピンとこないものの伝えたいことはわかる。んだけどねえ。
「南極料理人」☆★★
生命感の薄い極限地域で苦労し苦悩し、どっこい俺たち生きている、みたいな話を想像したけど、とんだハラヘリムービーだったよちくしょう。案外のほほんとした日常をホンワカに淡々と流してるだけなんだけど、時間浪費感が無くて、むしろ長尺な作品なのにエンドロールまでじっくり観れた。良かった、というかうまそうだった。生命感のある食事シーンはいいねえ。鈴木先生で河辺役の女の子が出てて時の流れを感じた。
「キツツキと雨」☆☆★
上記「南極〜」と同じく沖田修一監督作品で、テイストもほぼ同じながら、今作は登場人物の変化や成長がわかりやすく描かれてるんだけど、全然押し付けがましくなくて俺的には絶妙のさじ加減だった。鑑賞前は役所&小栗に不安をちょっと感じたんだけど、んなこた無くラストまできっちり楽しめた。いやあ、こんな毒も悪意もない作品ばっかり観てたらダメ人間になっちまいそうで怖いから年に二本ぐらいでいいや、と思った。それはそれで自分大丈夫か、とも思うが。
「鈴木先生」☆☆★
ドラマ(http://28093.diarynote.jp/201205091819074927/)からの劇場版だけど、これはSPドラマとして観るが吉、だねえ。軸は選挙論と犯罪者登場・立てこもりのキャッチーな二本、選挙軸で先生たちをガヤにまわして生徒に画面を使わせてからのいい流れで後半の事件軸、これはドラマシリーズ中の名作、第七話の延長戦だな!ときた先生の見せ所で!ややスベった・・・という。まあ上下に欠けたけどドラマ〜劇場版とセットで楽しめたしね。おまけ気味に☆ふたつ。
「ヘルタースケルター」☆★★
もとより男性的な感覚いっさいお断り的な作品だったコミックを忠実に映像化しちゃったもんだから、俺的にはペラい感じになっちゃってる。蜷川実花の作家性バリバリな映像も、美しいとは思うんだがここまで長尺だと飽きる。でも作品としてはそれで正しいんだろな。☆は無くてもいいぐらいだけどエリカ様のおっぱいに免じてひとつ。
「ワイルド7」☆★★
原作はあの古典コミック(詳しくは知らない)なんで深く考えてもしょーがないんだが、ラスボスはもうちょっと巨悪感が欲しかったかなあ。あとバイクかっこよかったんでもうちょっと映そうぜ。せっかくなんでガンアクションももっと多彩で、全然なかった生身の格闘シーンとかあったらもっと楽しめたと思う。まあ、それじゃ違う映画になっちゃうけど。
「あしたのジョー」☆★★
コミックよりアニメの印象が強く残ってる俺なもんで、やっぱ動きの再現性は気になってしまうのだが、伊勢谷くんが頑張ってるんで力石戦は見入ってしまったし良かったんではないか。ジョーは試合外でのチャラけた感じがちょっと欲しかった。あと山Pは山P以上ではないし、力石戦後の描き方がちょっとアレだったかなあ。まあ切りどころ難しいだろうけどねえ。
キャストがいいゾーンで仕事してる面々なので期待してしまうが、うーむ。俺の神経では納得いかないことが多かった。今作のようにいびつな縁で繋がってしまった人間たちのドラマは多いと思うけど、今作において「まあ、わかる」のはクズキャラ(山田孝之)のみ。自分大丈夫かと不安にさせられる作品でもあった。みなさんの演技もよくて印象的なシーンは多かったんだけどなあ。
「クライマーズ・ハイ」☆☆★
出会い頭に序盤に出くわしたんでそのまま鑑賞。観たの二回目だけど、けっこう忘れてる箇所多かったし(そういや皆川さん出てた!とか)、演技合戦がアツくて脂っぽくて見応えあるんで最後まで。内容についてコレというものはないんだけど、やっぱ悠木(堤真一)のダブルチェックにこだわる伏線が細くて、最後の決断がなんか軽いかなあ。スクープ報道をクライミングとダブらせて、時々差し込まれる小澤征悦との登山シーンは、ピンとこないものの伝えたいことはわかる。んだけどねえ。
「南極料理人」☆★★
生命感の薄い極限地域で苦労し苦悩し、どっこい俺たち生きている、みたいな話を想像したけど、とんだハラヘリムービーだったよちくしょう。案外のほほんとした日常をホンワカに淡々と流してるだけなんだけど、時間浪費感が無くて、むしろ長尺な作品なのにエンドロールまでじっくり観れた。良かった、というかうまそうだった。生命感のある食事シーンはいいねえ。鈴木先生で河辺役の女の子が出てて時の流れを感じた。
「キツツキと雨」☆☆★
上記「南極〜」と同じく沖田修一監督作品で、テイストもほぼ同じながら、今作は登場人物の変化や成長がわかりやすく描かれてるんだけど、全然押し付けがましくなくて俺的には絶妙のさじ加減だった。鑑賞前は役所&小栗に不安をちょっと感じたんだけど、んなこた無くラストまできっちり楽しめた。いやあ、こんな毒も悪意もない作品ばっかり観てたらダメ人間になっちまいそうで怖いから年に二本ぐらいでいいや、と思った。それはそれで自分大丈夫か、とも思うが。
「鈴木先生」☆☆★
ドラマ(http://28093.diarynote.jp/201205091819074927/)からの劇場版だけど、これはSPドラマとして観るが吉、だねえ。軸は選挙論と犯罪者登場・立てこもりのキャッチーな二本、選挙軸で先生たちをガヤにまわして生徒に画面を使わせてからのいい流れで後半の事件軸、これはドラマシリーズ中の名作、第七話の延長戦だな!ときた先生の見せ所で!ややスベった・・・という。まあ上下に欠けたけどドラマ〜劇場版とセットで楽しめたしね。おまけ気味に☆ふたつ。
「ヘルタースケルター」☆★★
もとより男性的な感覚いっさいお断り的な作品だったコミックを忠実に映像化しちゃったもんだから、俺的にはペラい感じになっちゃってる。蜷川実花の作家性バリバリな映像も、美しいとは思うんだがここまで長尺だと飽きる。でも作品としてはそれで正しいんだろな。☆は無くてもいいぐらいだけどエリカ様のおっぱいに免じてひとつ。
「ワイルド7」☆★★
原作はあの古典コミック(詳しくは知らない)なんで深く考えてもしょーがないんだが、ラスボスはもうちょっと巨悪感が欲しかったかなあ。あとバイクかっこよかったんでもうちょっと映そうぜ。せっかくなんでガンアクションももっと多彩で、全然なかった生身の格闘シーンとかあったらもっと楽しめたと思う。まあ、それじゃ違う映画になっちゃうけど。
「あしたのジョー」☆★★
コミックよりアニメの印象が強く残ってる俺なもんで、やっぱ動きの再現性は気になってしまうのだが、伊勢谷くんが頑張ってるんで力石戦は見入ってしまったし良かったんではないか。ジョーは試合外でのチャラけた感じがちょっと欲しかった。あと山Pは山P以上ではないし、力石戦後の描き方がちょっとアレだったかなあ。まあ切りどころ難しいだろうけどねえ。
片手間ドラマシネマ vol.12
2013年10月15日 映画
「あまちゃん」☆☆☆
いやあオバケでましたね。朝ドラだから長い放送期間中にはテンションダウンした期間もあったし、みんエスとは単純に比較できないけど、俺的に鼻差で今年イチ、ということでいいでしょう。録あまスタイルだったけど半年間毎日観たのは初めての上、音楽界とかの関連特番までチェケってしまった。素直にありがとうと言いたい。あとはもうなんも言えねえ。
「なくもんか」☆★★
なんだかんだ言いながらクドカン作品わりと観てるんだけど俺的に当たったのは「少年メリケンサック」しかない(TVドラマでは流星の絆と上記あまちゃん)ので、いつも通り期待せずに観たんだけど、やっぱなんか可もなく不可もなくと言うか、中盤までは良かったんだけど場所を沖縄に移してからは特にねむたくなってしまって、いやはやなんとも。
「七つの会議」☆★★
原作が池井戸潤ということはNHK発・半沢へのカウンター?まあNHKは過去に「鉄の骨」とかもドラマ化してたけど。今作は意外とヒガシが良かったんでメモっとく。画的には青みがかったダークトーンで統一されてるっぽくて北野ナントカとかナントカノワールの雰囲気があるのだが、閉塞感のある構図と重苦しい内容によく合ってた。ただ、やっぱ自分の実生活と遠過ぎて入り込めない感じは否めない。
「半沢直樹」☆★★
前半はスポ根ものみたいな爽快感はあったし確かに面白かったんだけど、ところどころクライマーズ・ハイ、ところどころゴールデンスランバー、ところどころカイジ、ところどころ鍵泥棒のメソッド、ってのがちょっとアレだったなあ。会議室での対面シーンとかは執拗なまでに寄って寄って寄りまくる劇画調な演出と編集にスタイルを感じたけど、それ以外のシーンは手抜き感あったよなあ、てのもある。それとやっぱ前にも書いたけど、親父の敵討ちと謝罪強要にはそこまでアツくなれんかった。あと、「倍返し」言い過ぎ。小学生か。堺くんについては今作とリーガルハイの連投で顔芸役者のレッテルを貼られないか心配、と思ってたらフォローのつもりか便乗か、過去の出演作をバンバン放映してるみたいで(主にCSですが)、なんだかなあ。ま、つまみ観ますが。
「鍵泥棒のメソッド」☆☆★
いやあ香川さんは何も悪くないんだけど、ちょっと飽きたよ…と思ってた俺でも堪能できた。カタルシスちょい弱めだけど、いきあたりばったりが収まっていく筋書きは気持ちいいし、クスッとくるとこもジワッとくるとこもあるし、広末ちょっと変人なのがカワイイし、ヤクザが荒川くんなおかげで悪党っぽい奴が出てこないし、演者さんたちに芝居じみた芝居をさせる筋や演出も楽しかったし、全体的にホンワカしてて良かった。
「スターマン この星の恋」☆★★
いやまあ福士くん推しでスペースラヴファンタジーなのに宇宙キターーの台詞なかったのが悔やまれる。というのは冗談としても、初回で最終回までのダイジェストを見せるという男気?と、有村ちゃんのおかげで最後まで観れた。これといった感想はない(笑)が、節っちゃんの店に引き寄せられてきた人たちってまさか全員・・・?と夢想すると「実は死者の街で・・・」「いろんな仕事掛け持ちしてたあの人(画3のyamazonの人)が実は・・・」といろいろ楽しめるんだけどもう考えるのをやめます。
「Woman」☆★★
このドラマ、タイトルはMother2とかでよかったんじゃないかな。てぐらいの。中盤までしんどい。田中裕子&満島ひかり&二階堂ふみ、三人ともが「心ここにあらずスタイル」の芝居なのでさらにしんどい(血縁感ということ?)。それでもまあ後半、田中が満島の母として覚醒してからは神シーン(田中&満島@台所)にも救われて、ストーリーもトータルでは良かった。ただ信さん(小栗旬)が神レベルの絶対的存在もしくはオールマイティーキャラすぎるのではないかと。そこらへんでちょいちょい冷めてしまったかな。俺的には「Mother」のほうが良かった。
いやあオバケでましたね。朝ドラだから長い放送期間中にはテンションダウンした期間もあったし、みんエスとは単純に比較できないけど、俺的に鼻差で今年イチ、ということでいいでしょう。録あまスタイルだったけど半年間毎日観たのは初めての上、音楽界とかの関連特番までチェケってしまった。素直にありがとうと言いたい。あとはもうなんも言えねえ。
「なくもんか」☆★★
なんだかんだ言いながらクドカン作品わりと観てるんだけど俺的に当たったのは「少年メリケンサック」しかない(TVドラマでは流星の絆と上記あまちゃん)ので、いつも通り期待せずに観たんだけど、やっぱなんか可もなく不可もなくと言うか、中盤までは良かったんだけど場所を沖縄に移してからは特にねむたくなってしまって、いやはやなんとも。
「七つの会議」☆★★
原作が池井戸潤ということはNHK発・半沢へのカウンター?まあNHKは過去に「鉄の骨」とかもドラマ化してたけど。今作は意外とヒガシが良かったんでメモっとく。画的には青みがかったダークトーンで統一されてるっぽくて北野ナントカとかナントカノワールの雰囲気があるのだが、閉塞感のある構図と重苦しい内容によく合ってた。ただ、やっぱ自分の実生活と遠過ぎて入り込めない感じは否めない。
「半沢直樹」☆★★
前半はスポ根ものみたいな爽快感はあったし確かに面白かったんだけど、ところどころクライマーズ・ハイ、ところどころゴールデンスランバー、ところどころカイジ、ところどころ鍵泥棒のメソッド、ってのがちょっとアレだったなあ。会議室での対面シーンとかは執拗なまでに寄って寄って寄りまくる劇画調な演出と編集にスタイルを感じたけど、それ以外のシーンは手抜き感あったよなあ、てのもある。それとやっぱ前にも書いたけど、親父の敵討ちと謝罪強要にはそこまでアツくなれんかった。あと、「倍返し」言い過ぎ。小学生か。堺くんについては今作とリーガルハイの連投で顔芸役者のレッテルを貼られないか心配、と思ってたらフォローのつもりか便乗か、過去の出演作をバンバン放映してるみたいで(主にCSですが)、なんだかなあ。ま、つまみ観ますが。
「鍵泥棒のメソッド」☆☆★
いやあ香川さんは何も悪くないんだけど、ちょっと飽きたよ…と思ってた俺でも堪能できた。カタルシスちょい弱めだけど、いきあたりばったりが収まっていく筋書きは気持ちいいし、クスッとくるとこもジワッとくるとこもあるし、広末ちょっと変人なのがカワイイし、ヤクザが荒川くんなおかげで悪党っぽい奴が出てこないし、演者さんたちに芝居じみた芝居をさせる筋や演出も楽しかったし、全体的にホンワカしてて良かった。
「スターマン この星の恋」☆★★
いやまあ福士くん推しでスペースラヴファンタジーなのに宇宙キターーの台詞なかったのが悔やまれる。というのは冗談としても、初回で最終回までのダイジェストを見せるという男気?と、有村ちゃんのおかげで最後まで観れた。これといった感想はない(笑)が、節っちゃんの店に引き寄せられてきた人たちってまさか全員・・・?と夢想すると「実は死者の街で・・・」「いろんな仕事掛け持ちしてたあの人(画3のyamazonの人)が実は・・・」といろいろ楽しめるんだけどもう考えるのをやめます。
「Woman」☆★★
このドラマ、タイトルはMother2とかでよかったんじゃないかな。てぐらいの。中盤までしんどい。田中裕子&満島ひかり&二階堂ふみ、三人ともが「心ここにあらずスタイル」の芝居なのでさらにしんどい(血縁感ということ?)。それでもまあ後半、田中が満島の母として覚醒してからは神シーン(田中&満島@台所)にも救われて、ストーリーもトータルでは良かった。ただ信さん(小栗旬)が神レベルの絶対的存在もしくはオールマイティーキャラすぎるのではないかと。そこらへんでちょいちょい冷めてしまったかな。俺的には「Mother」のほうが良かった。
片手間シネマ vol.18
2013年10月12日 映画
なんか気付いたらブキくん出演作たまったんでまわしてこか。
=====
「黄金を抱いて翔べ」☆☆★
クライムアクションというか、チーム組んで盗みをやらかそうってよくあるジャンルのもの。俺的には好きなジャンルですな。しかも井筒監督、これは準新作でも借りちまう(笑)。内容的には最後までキッチリ楽しめたんだが、強奪手法が泥臭くて荒っぽいし、北のスパイ&公安のバトルもあるし、浅野くん男の角刈りだし、時代的に昭和50年代ぐらいって感じがするので、そう仮定して観るのが吉、って感じ。それとブキくんがワイルドでいいねえ。こんな役もっと演ればいいのにな。あとはチームのキャストにチャンミンと溝端くんという不安要素が二点あったが(失礼w)、全然問題なかった。余韻に浸りたいエンドロールで安室ちゃんってのはいただけなかったが。
「愛と誠」☆☆★
え、あの古典を三池監督が昭和歌謡演劇に?それは買いだろう。と、やや前のめりに鑑賞した。序盤の、なるほどね!って感じは後半までもたなかったけど、喧嘩シーンのカメラワークや編集とかは三池監督らしさが効いてるし、武井ちゃんはじめ女優陣も大野ちゃん以外みな良かったし、最後まで楽しめた。ただまあ付き物なんだけど、原作を知ってる者としてはどうしてもコンプ感がキャラの薄さに直結してしまう。無理な話なんだけど(ガムコは良かった)。さらに欲を言うなら歌謡場がちょい長いか。トータルでは市村さんとか達者な人のパートが逆に浮いてる印象だけど、個別に観たら全部いいので、ストーリーが止まることにダレ感が出ないように最初のサビまで、もしくは歌詞を説明調に変えてでもストーリー進行を歌謡場に組み込む松子方式だったら☆三つだったかも。
「約三十の嘘」☆★★
だいぶ前の作品ですが、ちょっと前に地上波放送してたのを録画してたので。で、うーん、グラフィカルでスタイリッシュなオープニングと、面白い密室劇になりそうな序盤で、詐欺師の出し抜きバトルを期待してしまったら結果ラブストーリー寄りのドラマ展開でガッカリだった。冒頭の、昔の大阪駅構内とかが懐かしかっただけで、中盤以降退屈なまま終わってしまった。
「悪人」☆★★
人間の悪と善のゆらぎ的なものにフォーカスしてるのか?苦悩か?不条理さか?なんかとっちらかってコレといったものがない感じがするなあ。ブキくんのキャラはリアルなようでいて、ちょっとしっくりこないし、満島ちゃんのファンタジーシーンも柄本さんを薄くしてる気がする。まああんまりケチつけるのもアレなんで、それぞれ孤独を抱えた「出会ってしまった二人」の恋愛もの、として観るのが吉かな。深津ちゃんよかったし樹木さんも相変わらず素なのか芝居なのかわからんままとにかくクオリティ高い存在感でしたが。
「スマグラー おまえの未来を運べ」☆☆★
画はスタイリッシュでキャラづくりもクールで楽しめる。特に永瀬正敏、安藤政信はサイコー。松雪泰子、高嶋政宏も良かった。でもま、それだけだけど。肝心の主役ブキくんのハマりはまあギリだし、満島ちゃんに至ってはアウトでしょう。まあハマらない満島ちゃんってのも今現在レアかも知らんので一見の価値ありか?
=====
「黄金を抱いて翔べ」☆☆★
クライムアクションというか、チーム組んで盗みをやらかそうってよくあるジャンルのもの。俺的には好きなジャンルですな。しかも井筒監督、これは準新作でも借りちまう(笑)。内容的には最後までキッチリ楽しめたんだが、強奪手法が泥臭くて荒っぽいし、北のスパイ&公安のバトルもあるし、浅野くん男の角刈りだし、時代的に昭和50年代ぐらいって感じがするので、そう仮定して観るのが吉、って感じ。それとブキくんがワイルドでいいねえ。こんな役もっと演ればいいのにな。あとはチームのキャストにチャンミンと溝端くんという不安要素が二点あったが(失礼w)、全然問題なかった。余韻に浸りたいエンドロールで安室ちゃんってのはいただけなかったが。
「愛と誠」☆☆★
え、あの古典を三池監督が昭和歌謡演劇に?それは買いだろう。と、やや前のめりに鑑賞した。序盤の、なるほどね!って感じは後半までもたなかったけど、喧嘩シーンのカメラワークや編集とかは三池監督らしさが効いてるし、武井ちゃんはじめ女優陣も大野ちゃん以外みな良かったし、最後まで楽しめた。ただまあ付き物なんだけど、原作を知ってる者としてはどうしてもコンプ感がキャラの薄さに直結してしまう。無理な話なんだけど(ガムコは良かった)。さらに欲を言うなら歌謡場がちょい長いか。トータルでは市村さんとか達者な人のパートが逆に浮いてる印象だけど、個別に観たら全部いいので、ストーリーが止まることにダレ感が出ないように最初のサビまで、もしくは歌詞を説明調に変えてでもストーリー進行を歌謡場に組み込む松子方式だったら☆三つだったかも。
「約三十の嘘」☆★★
だいぶ前の作品ですが、ちょっと前に地上波放送してたのを録画してたので。で、うーん、グラフィカルでスタイリッシュなオープニングと、面白い密室劇になりそうな序盤で、詐欺師の出し抜きバトルを期待してしまったら結果ラブストーリー寄りのドラマ展開でガッカリだった。冒頭の、昔の大阪駅構内とかが懐かしかっただけで、中盤以降退屈なまま終わってしまった。
「悪人」☆★★
人間の悪と善のゆらぎ的なものにフォーカスしてるのか?苦悩か?不条理さか?なんかとっちらかってコレといったものがない感じがするなあ。ブキくんのキャラはリアルなようでいて、ちょっとしっくりこないし、満島ちゃんのファンタジーシーンも柄本さんを薄くしてる気がする。まああんまりケチつけるのもアレなんで、それぞれ孤独を抱えた「出会ってしまった二人」の恋愛もの、として観るのが吉かな。深津ちゃんよかったし樹木さんも相変わらず素なのか芝居なのかわからんままとにかくクオリティ高い存在感でしたが。
「スマグラー おまえの未来を運べ」☆☆★
画はスタイリッシュでキャラづくりもクールで楽しめる。特に永瀬正敏、安藤政信はサイコー。松雪泰子、高嶋政宏も良かった。でもま、それだけだけど。肝心の主役ブキくんのハマりはまあギリだし、満島ちゃんに至ってはアウトでしょう。まあハマらない満島ちゃんってのも今現在レアかも知らんので一見の価値ありか?
片手間ドラマシネマ vol.11
2013年9月25日 映画
「ヒミズ」☆☆★
園×講談社パート1。冒頭から繰り返し挿入されるヴィヨンの詩のシーンは「愛のむきだし」の海辺のシーンを連想させて、なんだかあの作品からの直系っぽいが、その他はおなじみキャストぐらいで、「らしさ」爆発って感じでもない。急遽震災を盛り込んだというか書き換えたからかなあ。主人公の内面に大きく関与してるわけでもないので、どうしてもとってつけた感があって、書き換える前はどうだったんだろうと思ってしまうなあ。んでもまあ、制作当時、自粛だの不謹慎だのがんばれ批判だのが蔓延してた時にこれを撮ったのは表現者としては正解だと思う。たぶん。染谷くんのビジュアルが健康的すぎて底辺感が薄いけど、演者さんみんな良かったし☆☆で。
「みんな!エスパーだよ!」☆☆★
園×講談社パート2(TVドラマ版)。これ、ヒミズで見た演者さんがポツポツ全然違うキャラで出てるので、パラレルワールドっつうか対の作品として園ファンは観とくべき。って俺が言わんでも観てるでしょうが。基本おバカでちょいエロな青春ものだけど、特に最終から遡って三話分、それまでただのパンチラドラマだと思ってたのに・・・という展開が良かった。最終話では第一話で脱げた靴までもどる、みたいな秀逸な描写のフェイクEDまで駆使した三段オチ構成で「全ては唐突に終わる」から「早くしんと、世界がぁあ〜!!」まではパンチラシーンもたいして無いのにガン見してしもたわ。染谷くんも今作はハマってたし夏帆ちゃんのパンチラっぷりはきっちり網膜に焼き付けたしTENGAしきつめた上に寝転ぶ真野ちゃんとか、とにかく満腹だったわ。ありがとうございます。
「惡の華」☆★★
深夜アニメ。全然興味なかったんだが初回を観て、全編ロトスコープという意欲作?野心作?っぷりにズッこけたんで全話観た。まさかとは思うがシーズン2は無いよね?あったら観るけど。つか、こんなとこにもマキタスポーツ出てて笑った。
「苦役列車」☆☆★
よくあるテーマながら、全体的に悲壮感が薄いしテンポも俺に合ってた。まあでもコレわからん奴には全然わからん世界だろうな、とか、こいつ(主人公)はダメ男っつーかクソ野郎だよな、とか思いつつ、痛々しい思いをしながらもズンズン観てしまった。つうか森山くんの光の宿らない黒目と演技にズンズン引っ張られて最後まで、って感じだけども。今回はたたずまいから食べ方からダメな感じがズンズン出ててすばらしかったのよ。マキタスポーツもオイシイ役どころでキマってて、さすが才能が渋滞していると評されるほどの。前田敦子も悪くなかったし。あ、音楽はSHINCO(スチャダラ)だけど別に・・・だったのがちょっとだけ残念かな。
「夫婦善哉」☆★★
オダサク生誕百年、2007年に発見された続編も盛り込んでのNHK大阪制作の入魂作らしいが、原作を知らんので勉強兼ねて鑑賞。ストーリーは好みじゃないんだけど、「蝶子と柳吉、あほな二人の道行き、どうぞ見届けたっておくなはれ」という富司さんのナレーションにほだされた感じで、なんか最終回まで観てしまった。しかし森山くんはモテキ、苦役列車、今作と、平成昭和大正のダメ男を演りまくってるワケだが全てハマってる。。というか、今作の宣伝番組でチラっとやってた「100万回生きた猫」が気になるわー。もっぺん地上波放送してくんないかなあ。
http://www.geigeki.jp/performance/theater007/
園×講談社パート1。冒頭から繰り返し挿入されるヴィヨンの詩のシーンは「愛のむきだし」の海辺のシーンを連想させて、なんだかあの作品からの直系っぽいが、その他はおなじみキャストぐらいで、「らしさ」爆発って感じでもない。急遽震災を盛り込んだというか書き換えたからかなあ。主人公の内面に大きく関与してるわけでもないので、どうしてもとってつけた感があって、書き換える前はどうだったんだろうと思ってしまうなあ。んでもまあ、制作当時、自粛だの不謹慎だのがんばれ批判だのが蔓延してた時にこれを撮ったのは表現者としては正解だと思う。たぶん。染谷くんのビジュアルが健康的すぎて底辺感が薄いけど、演者さんみんな良かったし☆☆で。
「みんな!エスパーだよ!」☆☆★
園×講談社パート2(TVドラマ版)。これ、ヒミズで見た演者さんがポツポツ全然違うキャラで出てるので、パラレルワールドっつうか対の作品として園ファンは観とくべき。って俺が言わんでも観てるでしょうが。基本おバカでちょいエロな青春ものだけど、特に最終から遡って三話分、それまでただのパンチラドラマだと思ってたのに・・・という展開が良かった。最終話では第一話で脱げた靴までもどる、みたいな秀逸な描写のフェイクEDまで駆使した三段オチ構成で「全ては唐突に終わる」から「早くしんと、世界がぁあ〜!!」まではパンチラシーンもたいして無いのにガン見してしもたわ。染谷くんも今作はハマってたし夏帆ちゃんのパンチラっぷりはきっちり網膜に焼き付けたしTENGAしきつめた上に寝転ぶ真野ちゃんとか、とにかく満腹だったわ。ありがとうございます。
「惡の華」☆★★
深夜アニメ。全然興味なかったんだが初回を観て、全編ロトスコープという意欲作?野心作?っぷりにズッこけたんで全話観た。まさかとは思うがシーズン2は無いよね?あったら観るけど。つか、こんなとこにもマキタスポーツ出てて笑った。
「苦役列車」☆☆★
よくあるテーマながら、全体的に悲壮感が薄いしテンポも俺に合ってた。まあでもコレわからん奴には全然わからん世界だろうな、とか、こいつ(主人公)はダメ男っつーかクソ野郎だよな、とか思いつつ、痛々しい思いをしながらもズンズン観てしまった。つうか森山くんの光の宿らない黒目と演技にズンズン引っ張られて最後まで、って感じだけども。今回はたたずまいから食べ方からダメな感じがズンズン出ててすばらしかったのよ。マキタスポーツもオイシイ役どころでキマってて、さすが才能が渋滞していると評されるほどの。前田敦子も悪くなかったし。あ、音楽はSHINCO(スチャダラ)だけど別に・・・だったのがちょっとだけ残念かな。
「夫婦善哉」☆★★
オダサク生誕百年、2007年に発見された続編も盛り込んでのNHK大阪制作の入魂作らしいが、原作を知らんので勉強兼ねて鑑賞。ストーリーは好みじゃないんだけど、「蝶子と柳吉、あほな二人の道行き、どうぞ見届けたっておくなはれ」という富司さんのナレーションにほだされた感じで、なんか最終回まで観てしまった。しかし森山くんはモテキ、苦役列車、今作と、平成昭和大正のダメ男を演りまくってるワケだが全てハマってる。。というか、今作の宣伝番組でチラっとやってた「100万回生きた猫」が気になるわー。もっぺん地上波放送してくんないかなあ。
http://www.geigeki.jp/performance/theater007/
片手間シネマ vol.17
2013年8月8日 映画
「悪の教典」☆☆★
原作がズキッュンきたのでちょっと期待してしまってたんだが、冒頭で貴志祐介(原作者)が出演してハスミンに「期待してますよ」と言う。これで製作陣の方針は呑めた。まあどっちみち原作を超えるシナリオなんて無理だろうし、三池監督だしね。そっち側に振るのはいいんじゃね?。尺の関係上、原作から端折られてる箇所が多いのが原作ファンから酷評されてる主な理由なんだろうが、まあしょうがないんじゃないの?と。でもやっぱ個人的にはハスミンのワンサイドゲームすぎたのと、こいつ本当にサイコパスか?実は・・・?と思わす描写が無かったのと、柴原+AED録音の理由+耳キーン改変が最後まで残念だったなあ。あとエンディングでエグザイル(の派生ユニットらしい)が流れ出してズっこけて床で頭を打った。これは許せない。そこはマック・ザ・ナイフ/メッキー・メッサーでしょうよ。でも総評としては、伊藤英明の好演もあって☆ふたつでお願いいたします。いやあ、SPドラマ「序章」+映画二部構成ぐらいじゃないと描けないわなこれは。
「アウトレイジ」☆☆★
あ痛っ!連発の。特に歯医者でのシーンとか。ちょいユーロ調のスタイリッシュヤクザアクションって感じかな。やっぱこういうの、北野監督の作家性がズッポシはまってますなあ。権力奪取ゲームでポンポン出演者が死んで行くという定番の流れだけどストーリーもアクションも良かった。それぐらいしか言うことない(笑)が面白かった。
「アウトレイジ・ビヨンド」☆☆★
まあカタいわな。今回は人間関係に湿度もたせてストーリーも観てよって感じなんだけど、やっぱ怒号シーンでしょ(笑)。それぐらいしか言うことない(笑)が面白かった(再)。でもこれ完結ってちょっと惜しくない?演者さんらノリノリで楽しそうなのに。塩見三省さんなんか、あまちゃんで琥珀を磨いてる地味キャラだよ?彼のヤクザキャラもっぺん観たいんで、もう一作ぐらいお願いしたいところ。
「ヒーローショー」☆☆★
これ実際に起きた事件が元ネタになってるんだけど、井筒監督って拳同士の血の通った(?)暴力を撮る人だと勝手にイメージしてたので、今作の無機質で血の通わない冷たい感じの暴力シーンが観てていたたまれないと言うか・・・、それと、どうしようもない奴らの集団心理が負の方向へ突き進む様子にはリアリティを感じた。俺も似たようなことを体験しているし。観ててつらいと言うか・・・後藤のハマらなさと、ラストの消化不良感はあるけど、全体的に胸ぐら掴まれた感が大きい作品だった。こんなんもたまには観なあきまへん。
「ハンガーゲーム」☆★★
なんか大ヒットだったらしいけど、正直そんなに・・・?だなあ。バトルロワイアルをパクったパクってないの論争あるみたいだけど、それもどうでもいいかな。特別に良かった点も悪かった点もない早送り再生おkな作品だった。
「ザ・ウォーカー」☆★★
世紀末救世主伝説的というかマッドマックス的というか○○○的(ネタバレ伏字)というか、雰囲気はすごく良かったけどブックの正体とか実は主人公○○でしたってオチはちょっとアレちゃうの?ていう。アクションは楽しめるしゲイリーオールドマンだし損はなかったけどね。
「スカイライン —征服—」☆★★
いやもう冒頭から終盤までなかなかに退屈。この系統のいろんな作品のダイジェスト観てるみたい。しかし、まさかの続編しかもその設定に吹いてしまったので続編も観ちゃうだろうね。なんでかろうじて☆ひとつだわ。
=====
人、死に過ぎ!シリーズでした。病みそう(笑
原作がズキッュンきたのでちょっと期待してしまってたんだが、冒頭で貴志祐介(原作者)が出演してハスミンに「期待してますよ」と言う。これで製作陣の方針は呑めた。まあどっちみち原作を超えるシナリオなんて無理だろうし、三池監督だしね。そっち側に振るのはいいんじゃね?。尺の関係上、原作から端折られてる箇所が多いのが原作ファンから酷評されてる主な理由なんだろうが、まあしょうがないんじゃないの?と。でもやっぱ個人的にはハスミンのワンサイドゲームすぎたのと、こいつ本当にサイコパスか?実は・・・?と思わす描写が無かったのと、柴原+AED録音の理由+耳キーン改変が最後まで残念だったなあ。あとエンディングでエグザイル(の派生ユニットらしい)が流れ出してズっこけて床で頭を打った。これは許せない。そこはマック・ザ・ナイフ/メッキー・メッサーでしょうよ。でも総評としては、伊藤英明の好演もあって☆ふたつでお願いいたします。いやあ、SPドラマ「序章」+映画二部構成ぐらいじゃないと描けないわなこれは。
「アウトレイジ」☆☆★
あ痛っ!連発の。特に歯医者でのシーンとか。ちょいユーロ調のスタイリッシュヤクザアクションって感じかな。やっぱこういうの、北野監督の作家性がズッポシはまってますなあ。権力奪取ゲームでポンポン出演者が死んで行くという定番の流れだけどストーリーもアクションも良かった。それぐらいしか言うことない(笑)が面白かった。
「アウトレイジ・ビヨンド」☆☆★
まあカタいわな。今回は人間関係に湿度もたせてストーリーも観てよって感じなんだけど、やっぱ怒号シーンでしょ(笑)。それぐらいしか言うことない(笑)が面白かった(再)。でもこれ完結ってちょっと惜しくない?演者さんらノリノリで楽しそうなのに。塩見三省さんなんか、あまちゃんで琥珀を磨いてる地味キャラだよ?彼のヤクザキャラもっぺん観たいんで、もう一作ぐらいお願いしたいところ。
「ヒーローショー」☆☆★
これ実際に起きた事件が元ネタになってるんだけど、井筒監督って拳同士の血の通った(?)暴力を撮る人だと勝手にイメージしてたので、今作の無機質で血の通わない冷たい感じの暴力シーンが観てていたたまれないと言うか・・・、それと、どうしようもない奴らの集団心理が負の方向へ突き進む様子にはリアリティを感じた。俺も似たようなことを体験しているし。観ててつらいと言うか・・・後藤のハマらなさと、ラストの消化不良感はあるけど、全体的に胸ぐら掴まれた感が大きい作品だった。こんなんもたまには観なあきまへん。
「ハンガーゲーム」☆★★
なんか大ヒットだったらしいけど、正直そんなに・・・?だなあ。バトルロワイアルをパクったパクってないの論争あるみたいだけど、それもどうでもいいかな。特別に良かった点も悪かった点もない早送り再生おkな作品だった。
「ザ・ウォーカー」☆★★
世紀末救世主伝説的というかマッドマックス的というか○○○的(ネタバレ伏字)というか、雰囲気はすごく良かったけどブックの正体とか実は主人公○○でしたってオチはちょっとアレちゃうの?ていう。アクションは楽しめるしゲイリーオールドマンだし損はなかったけどね。
「スカイライン —征服—」☆★★
いやもう冒頭から終盤までなかなかに退屈。この系統のいろんな作品のダイジェスト観てるみたい。しかし、まさかの続編しかもその設定に吹いてしまったので続編も観ちゃうだろうね。なんでかろうじて☆ひとつだわ。
=====
人、死に過ぎ!シリーズでした。病みそう(笑
片手間シネマ vol.16
2013年4月11日 映画
「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」☆★★
まずこの邦題なんとかして(笑)。MANGA、Nintendo的演出にはさすがにフフフとなってしまうし、ストーリー的につまらんってワケじゃないけど、特にコレといったところが無いのでちょっとノリに飽きたわ。90分ぐらいで十分だった気がする。「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ」のエドガー・ライト監督作品だから期待したんだが、ちょっと残念。
「キック・アス」☆☆☆
クッッソ最高!!原作未読で内容はまったく知らんかったけど、テーマ自体はまあ普遍的なものというか、一歩踏み出したら世界が変わるよ的な青春もので「努力!友情!勝利!」パターンなんだね。童貞シャバ僧メガネでイタい奴なハズの主人公が「シリアルキラーと同じように妄想だけじゃ満足できず」ヒーロー活動をやめられないって導入部、もうソコだけでやられて、アメリカ的ハッピーエンドが約束されたラストまで観てしまうパターンに、ヒットガールみたいな超絶キャッチーキャラでしょ?。これは美味しいわ。あとは物語そのものよりも、巧みな構成とスムーズな展開で全然飽きさせてくれないんで困った(笑)。
まあとにかくクロエちゃん@ヒットガールに尽きるのだが、彼女のジョン・ウーっぽい(これ作中のネタ)殺人アクションには「おいおい子供になんちゅうことさすんや汗」と思いながらも魅了されてしまうし(実際これがネックで配給ギリだったそうな)、ニコラス・ケイジもさすがに今作はノリノリで殺りまくってるし、とにかく人が破裂したり手足もげたりするんで万人向けじゃないけども、とにかく最高だったわ。
「スーパー!」☆☆★
裏キック・アス中年版。的な。やってる事はデイヴ(キック・アスの主人公)と同じようだけど、いかんせん狂人。「おいおいお前こそ犯罪者」状態。そんで暴力描写が過激。映像処理はシュールな箇所もあって笑える人も居るだろうが、まあ逆説的にリアルっぽく、ということなんだろうと俺はとった。ここまでやられると、アンチ暴力の映画が凄惨な暴力描写で溢れてる皮肉か、そういうスタイルの挑発としか思えないな、と。グロもあるし後半になるほど笑えない。宗教色もあるし後味もいいものでない。しかし、深く読めば希望がないわけではない。なんだこれ?と唸らせられた。まあ決して他人にはオヌヌメしないが、今作のエレン・ペイジは必見だとは書いておきたい。なかなかすごい狂気っぷりでショッキングだ。
今思えば「スーパー!」→「ローラーガールズ〜」→「スコット〜」→「キック・アス」という鑑賞順でなければ「キック・アス」「ローラーガールズ〜」の☆三つは無かったかも知れんな、と思うと今作の影響は大きい。俺にとってはバランサー的な重要作品かも知らん。
画2はドイツかデンマーク?あたりのポスターかパッケージかの画像だけど「キックアスよりはるかにイイぜ!」と書いてありますな(たぶん)・・・
「ローラーガールズ・ダイアリー」☆☆☆
この邦題は・・・まあいいか(笑)。いわゆる青春ガールズムービーだけど、これもなかなかクソ最高な作品だった。テーマとしては「キック・アス」と似通ってるけど、ガールズだけあって?家族や友人との関わりもラヴも描かれている。それなのに「全部乗せ」感が無いという素晴らしいバランス感覚。そしてエレン・ペイジ、今作ではドリュー・バリモア(初監督作らしい)自身の思いを投影されてる感バリバリの主人公だけど、いいわ彼女。なんせ「スーパー!」の後に観たので救われた(俺が。笑)。ラモーンズが流れる車中でのエアギターとか80年代クリスチャンメタルのあのバンドのTシャツとか着てる姿(実はそのTシャツは・・なんだけど)なんかでハート掴まれた。あと皆のリンクネームにクスッとさせられるしジュリエット・ルイスや(特に)ドリューも相変わらずナイスにハジけてるし、とにかくほぼいい奴ばっかで予定調和なんだけどラストのスピーチ原稿なんかでおっさんをも泣かす良作でしたな。
んでサントラが良さげなんだよな、と思いググってみたら、こんなグッドな記事が。
『ローラーガールズ・ダイアリー』特集の楽しみ方 -サントラ編-
http://hardtoexplain.jugem.jp/?eid=927
↓これいいやね。50s名曲のリミックス。
The Chordettes - Lollipop (Squeak E. Clean & Desert Eagles Remix)
http://www.youtube.com/watch?v=hWL1jbUYfsg
記事にもない未収録曲まだあるようだわ。↓なんか、いいのにねえ。
A Sweet Summer’s Night On Hammer Hill - Jens Lekman
http://www.youtube.com/watch?v=CN4fPZpV1dU
最後に暴力マギーことクリステン・ウィグのピクチュアでも
http://eu.cdn001.fansshare.com/celebrity/photos/934_kristen-wiig-gq-644288208.jpg
考えたらこの人もジュリエットも撮影当時すでにアラフォーだよな。頑張ってるなあ。
コミック原作からのエレンつなぎ編。コミック原作青春ものと言えば「ゴーストワールド」を思い出すけど、鑑賞当時(10年ほど前になるか?)、言うなれば☆ひとつぐらいだったアレも今観たら全然ちがった作品に見えると思う。俺もちょっとは大人になったし笑、もっぺん観たいかも。
まずこの邦題なんとかして(笑)。MANGA、Nintendo的演出にはさすがにフフフとなってしまうし、ストーリー的につまらんってワケじゃないけど、特にコレといったところが無いのでちょっとノリに飽きたわ。90分ぐらいで十分だった気がする。「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ」のエドガー・ライト監督作品だから期待したんだが、ちょっと残念。
「キック・アス」☆☆☆
クッッソ最高!!原作未読で内容はまったく知らんかったけど、テーマ自体はまあ普遍的なものというか、一歩踏み出したら世界が変わるよ的な青春もので「努力!友情!勝利!」パターンなんだね。童貞シャバ僧メガネでイタい奴なハズの主人公が「シリアルキラーと同じように妄想だけじゃ満足できず」ヒーロー活動をやめられないって導入部、もうソコだけでやられて、アメリカ的ハッピーエンドが約束されたラストまで観てしまうパターンに、ヒットガールみたいな超絶キャッチーキャラでしょ?。これは美味しいわ。あとは物語そのものよりも、巧みな構成とスムーズな展開で全然飽きさせてくれないんで困った(笑)。
まあとにかくクロエちゃん@ヒットガールに尽きるのだが、彼女のジョン・ウーっぽい(これ作中のネタ)殺人アクションには「おいおい子供になんちゅうことさすんや汗」と思いながらも魅了されてしまうし(実際これがネックで配給ギリだったそうな)、ニコラス・ケイジもさすがに今作はノリノリで殺りまくってるし、とにかく人が破裂したり手足もげたりするんで万人向けじゃないけども、とにかく最高だったわ。
「スーパー!」☆☆★
裏キック・アス中年版。的な。やってる事はデイヴ(キック・アスの主人公)と同じようだけど、いかんせん狂人。「おいおいお前こそ犯罪者」状態。そんで暴力描写が過激。映像処理はシュールな箇所もあって笑える人も居るだろうが、まあ逆説的にリアルっぽく、ということなんだろうと俺はとった。ここまでやられると、アンチ暴力の映画が凄惨な暴力描写で溢れてる皮肉か、そういうスタイルの挑発としか思えないな、と。グロもあるし後半になるほど笑えない。宗教色もあるし後味もいいものでない。しかし、深く読めば希望がないわけではない。なんだこれ?と唸らせられた。まあ決して他人にはオヌヌメしないが、今作のエレン・ペイジは必見だとは書いておきたい。なかなかすごい狂気っぷりでショッキングだ。
今思えば「スーパー!」→「ローラーガールズ〜」→「スコット〜」→「キック・アス」という鑑賞順でなければ「キック・アス」「ローラーガールズ〜」の☆三つは無かったかも知れんな、と思うと今作の影響は大きい。俺にとってはバランサー的な重要作品かも知らん。
画2はドイツかデンマーク?あたりのポスターかパッケージかの画像だけど「キックアスよりはるかにイイぜ!」と書いてありますな(たぶん)・・・
「ローラーガールズ・ダイアリー」☆☆☆
この邦題は・・・まあいいか(笑)。いわゆる青春ガールズムービーだけど、これもなかなかクソ最高な作品だった。テーマとしては「キック・アス」と似通ってるけど、ガールズだけあって?家族や友人との関わりもラヴも描かれている。それなのに「全部乗せ」感が無いという素晴らしいバランス感覚。そしてエレン・ペイジ、今作ではドリュー・バリモア(初監督作らしい)自身の思いを投影されてる感バリバリの主人公だけど、いいわ彼女。なんせ「スーパー!」の後に観たので救われた(俺が。笑)。ラモーンズが流れる車中でのエアギターとか80年代クリスチャンメタルのあのバンドのTシャツとか着てる姿(実はそのTシャツは・・なんだけど)なんかでハート掴まれた。あと皆のリンクネームにクスッとさせられるしジュリエット・ルイスや(特に)ドリューも相変わらずナイスにハジけてるし、とにかくほぼいい奴ばっかで予定調和なんだけどラストのスピーチ原稿なんかでおっさんをも泣かす良作でしたな。
んでサントラが良さげなんだよな、と思いググってみたら、こんなグッドな記事が。
『ローラーガールズ・ダイアリー』特集の楽しみ方 -サントラ編-
http://hardtoexplain.jugem.jp/?eid=927
↓これいいやね。50s名曲のリミックス。
The Chordettes - Lollipop (Squeak E. Clean & Desert Eagles Remix)
http://www.youtube.com/watch?v=hWL1jbUYfsg
記事にもない未収録曲まだあるようだわ。↓なんか、いいのにねえ。
A Sweet Summer’s Night On Hammer Hill - Jens Lekman
http://www.youtube.com/watch?v=CN4fPZpV1dU
最後に暴力マギーことクリステン・ウィグのピクチュアでも
http://eu.cdn001.fansshare.com/celebrity/photos/934_kristen-wiig-gq-644288208.jpg
考えたらこの人もジュリエットも撮影当時すでにアラフォーだよな。頑張ってるなあ。
コミック原作からのエレンつなぎ編。コミック原作青春ものと言えば「ゴーストワールド」を思い出すけど、鑑賞当時(10年ほど前になるか?)、言うなれば☆ひとつぐらいだったアレも今観たら全然ちがった作品に見えると思う。俺もちょっとは大人になったし笑、もっぺん観たいかも。
片手間ドラマシネマ vol.10
2013年4月10日 映画
「PSYCHO-PASS サイコパス」☆☆★
設定も好きな分野だし、登場人物のほとんどが魅力的で役割分担もしっかりされてるし、台詞や(本などの)小道具類もいちいち練り込まれているようで、かなり面白かった。連続ものだけに作画が安定しなかった(しかもすげーキメたいエピソードで)ことだけがちとマイナスではあるが。
特に、統治システムで御せない化物・槙島が発する台詞がいちいち「ぐぬぬ」と思わされる。彼が言う「生命の輝き」を最後に手に入れるシーンとそれに繋がる本音語りも秀逸だったし、彼と表裏一体であるかのような狡噛のキャラ立ちもスタンダード過ぎて逆にいい。ギノが眼鏡を外すドラマ(もはやサイドストーリーだが)も結果的に印象に残った。
ただ、主人公のイズムには賛同しかねるので☆二つかな。狂人の居ない社会こそ本当に狂っているとも思えるので。
「新世界より」☆☆★
原作は貴志祐介。未読。なんか設定だけで面白そうだったんだが、キャラデザしっくりこないし、内容について複雑、しかも主人公たちが12歳・14歳・26歳の時期の3部構成で、正直1部は??が多かった。そこさえ越えれば後はダダダッと観れるし面白い。
こちらにも統治システムで御せない悪鬼という化物が出てくるが、やはりそっち側のスクィーラの最後の台詞とかが印象的。今まで人間vs化物と思っていたものが実は・・という展開とか、ストーリー進行にともなって「偽りの神に抗え」というキャッチコピーの意味が変わっていく感じも良かった。しかしこれ、設定への仕込みが多過ぎて、たぶん原作読破は挫折してただろうから、アニメ化してくれて良かったよ。笑
以上二作と、ついでにおおかみこどももちょっとかぶるかな?作品世界は全然違えどマジョリティ/マイノリティ、持つ者/持たざる者、人間/化物、それと社会との関わりについて対比しながら「もの申したいっぽい」点では似通っている。それぞれの作品みなキッチリ落としてない点でも同じだ。しかし、そもそも落ちないテーマだと思うので、それを軸に観るとやっぱモヤが残るんだわな。
「おおかみこどもの雨と雪」☆☆★
意外に良かった。個人的には時かけ〜サマウォときて、今作はエンタ色薄くメッセージ性を強そうだから「あーそっち行くのか」と思ってしまって、正直、鑑賞前は期待値低かったので。でもこれ、なんか難しいな。ポイントポイントで涙誘ったり考えさせてくれたり表現の綺麗さに感嘆させられたりするんだけど、全体としてはまとまりが無かったというか。観る人のライフステージによってかなり評価割れそうな感じだな。
「ももへの手紙」☆★★
うん、ちょっとなあ。いや妖怪のキャラとか良かったんだけど、昔からよくある話をまた観た、っていう感覚以上のものはなかったなあ。
「ジョジョの奇妙な冒険」☆★★
まあこんなもんでは。制約の多い中どうしても駆け足になってしまうのはしゃーないが、良く出来てたと思う。んで気になるのは三部以降だけど、あの長さ、製作できたとしても地上波サイズでは無理な気がする。駆け足ペースでも2クールじゃ足りんだろうし。まあ三部は過去のOVAあるし。観てないけど。
そんなグダグダ考えんでも楽しめるのに・・・なアニメ編。今クールは「進撃の巨人」「惡の華」観てます。
設定も好きな分野だし、登場人物のほとんどが魅力的で役割分担もしっかりされてるし、台詞や(本などの)小道具類もいちいち練り込まれているようで、かなり面白かった。連続ものだけに作画が安定しなかった(しかもすげーキメたいエピソードで)ことだけがちとマイナスではあるが。
特に、統治システムで御せない化物・槙島が発する台詞がいちいち「ぐぬぬ」と思わされる。彼が言う「生命の輝き」を最後に手に入れるシーンとそれに繋がる本音語りも秀逸だったし、彼と表裏一体であるかのような狡噛のキャラ立ちもスタンダード過ぎて逆にいい。ギノが眼鏡を外すドラマ(もはやサイドストーリーだが)も結果的に印象に残った。
ただ、主人公のイズムには賛同しかねるので☆二つかな。狂人の居ない社会こそ本当に狂っているとも思えるので。
「新世界より」☆☆★
原作は貴志祐介。未読。なんか設定だけで面白そうだったんだが、キャラデザしっくりこないし、内容について複雑、しかも主人公たちが12歳・14歳・26歳の時期の3部構成で、正直1部は??が多かった。そこさえ越えれば後はダダダッと観れるし面白い。
こちらにも統治システムで御せない悪鬼という化物が出てくるが、やはりそっち側のスクィーラの最後の台詞とかが印象的。今まで人間vs化物と思っていたものが実は・・という展開とか、ストーリー進行にともなって「偽りの神に抗え」というキャッチコピーの意味が変わっていく感じも良かった。しかしこれ、設定への仕込みが多過ぎて、たぶん原作読破は挫折してただろうから、アニメ化してくれて良かったよ。笑
以上二作と、ついでにおおかみこどももちょっとかぶるかな?作品世界は全然違えどマジョリティ/マイノリティ、持つ者/持たざる者、人間/化物、それと社会との関わりについて対比しながら「もの申したいっぽい」点では似通っている。それぞれの作品みなキッチリ落としてない点でも同じだ。しかし、そもそも落ちないテーマだと思うので、それを軸に観るとやっぱモヤが残るんだわな。
「おおかみこどもの雨と雪」☆☆★
意外に良かった。個人的には時かけ〜サマウォときて、今作はエンタ色薄くメッセージ性を強そうだから「あーそっち行くのか」と思ってしまって、正直、鑑賞前は期待値低かったので。でもこれ、なんか難しいな。ポイントポイントで涙誘ったり考えさせてくれたり表現の綺麗さに感嘆させられたりするんだけど、全体としてはまとまりが無かったというか。観る人のライフステージによってかなり評価割れそうな感じだな。
「ももへの手紙」☆★★
うん、ちょっとなあ。いや妖怪のキャラとか良かったんだけど、昔からよくある話をまた観た、っていう感覚以上のものはなかったなあ。
「ジョジョの奇妙な冒険」☆★★
まあこんなもんでは。制約の多い中どうしても駆け足になってしまうのはしゃーないが、良く出来てたと思う。んで気になるのは三部以降だけど、あの長さ、製作できたとしても地上波サイズでは無理な気がする。駆け足ペースでも2クールじゃ足りんだろうし。まあ三部は過去のOVAあるし。観てないけど。
そんなグダグダ考えんでも楽しめるのに・・・なアニメ編。今クールは「進撃の巨人」「惡の華」観てます。
片手間ドラマシネマ vol.9
2013年4月6日 映画
これから大荒れの天気だと言うのに、会社でちまちまこんなの書いてる(仕事しろ)。まったくもって不毛だ(仕事しろ)。はげちゃびんだ(だから仕事しろって)。
さて、ブルータスの心臓(SPドラマ)・回廊亭殺人事件(SPドラマ)・東野圭吾ミステリーズ(1時間短編×11回)・浪花少年探偵団(連ドラ)と、立て続けに☆無し作品を鑑賞してからの〜
「麒麟の翼」☆★★
うーむ、やっぱ加賀シリーズは映像化に向いてないのかな。。事件を起点に展開される人間ドラマ、一つの嘘がもたらした数年後の悲劇、みたいなのを見せたかったんだろうが、ちょっとボケちゃったかなーという感想。急いで作った感も否めないし、製作陣の多方面への気遣いもチラ見えるのでなんだかなあ。次の東野作品映像化はガリレオ連ドラ&劇場版か・・・あれは前の連ドラも劇場版も良かったんで、また期待しちゃうなあ。
「分身」☆☆★
面白かった。それなりにツッコミどころはあってもストーリーはいいし、全五話っていうサイズ感もいいんだと思う。でも最終話でアレレ?な見せ方されてちょい冷めたかな。動きのあるシーンなんか「なにしてんの?」レベルなんだもの。そうなってくると研究施設のショボさとか伊武さん側近のショボさとか脱輪シーンとか長澤さんの濃さとか、もうちょっとなんとかなるやろと思ってしまう。連ドラにこう言っちゃうのは反則かもだが。んでも惜しいよな。せっかくの素材を。。「贖罪」とは反対の意味での☆二つですな。
=====
個人的に長澤さんは静止画とかCMはイイんだよな。IQUEENとか
http://plup.jp/category/iqueen/#no1 (vol.1と11)
http://www.youtube.com/watch?v=IW0a656pVpM (メイキング)
=====
「高校入試」☆☆★
面白かった。単純に会話劇として良かった。締め方として深いようで深くなくてアレなところはあるけど、HOW部分で答えを小出しにしつつ、WHY部分で溜めて溜めて後半ドン、の構成バランスがばっちり好みだったわ。めずらしく長澤濃度も気にならないし、乾いた画ヅラもいい。キービジュアル(清原あさみ)に合わせたんだろうか?とにかく連ドラサイズのシチュエーションミステリとして申し分ないわ。
「夜行観覧車」☆★★
最初は冒頭の「告白」スタイルに面白くなりそうな予感がビシバシきてたけど、なんかありそうで無くて、またなんかありそうで無くて、の繰り返し。「高校入試」から続いてのその展開は「またか」感がある。遠藤家にまったく共感できなかったのもアレだったし娘は食事シーンで「10円見つけたよ!」って言いそうな気がしてしゃーなかった。
「贖罪」☆☆★
ストーリーについては特に面白みもなく落としどころもなんか中途半端なんだけど、画面から圧を感じる。それだけで☆二つ分ある。屋内シーンでわざわざ工事中の設定にしたり奥にドアや階段を配置したり、光を効果的に使うとか、凝って当たり前のような仕事っぷりがイカス。いや、実際当たり前なんだろうけど、印象的なシーンを撮る人だなあ。黒沢監督作品はたぶんCUREしか知らないけど、まだうじき「思い出せないんだよ」と、でんでんと、ラストの一服シーンとか憶えてるもんなあ。
とまあ東野&湊原作もん長澤つなぎ編でした。書き残しておきたいのがまだ15作品ぐらいある・・・
さて、ブルータスの心臓(SPドラマ)・回廊亭殺人事件(SPドラマ)・東野圭吾ミステリーズ(1時間短編×11回)・浪花少年探偵団(連ドラ)と、立て続けに☆無し作品を鑑賞してからの〜
「麒麟の翼」☆★★
うーむ、やっぱ加賀シリーズは映像化に向いてないのかな。。事件を起点に展開される人間ドラマ、一つの嘘がもたらした数年後の悲劇、みたいなのを見せたかったんだろうが、ちょっとボケちゃったかなーという感想。急いで作った感も否めないし、製作陣の多方面への気遣いもチラ見えるのでなんだかなあ。次の東野作品映像化はガリレオ連ドラ&劇場版か・・・あれは前の連ドラも劇場版も良かったんで、また期待しちゃうなあ。
「分身」☆☆★
面白かった。それなりにツッコミどころはあってもストーリーはいいし、全五話っていうサイズ感もいいんだと思う。でも最終話でアレレ?な見せ方されてちょい冷めたかな。動きのあるシーンなんか「なにしてんの?」レベルなんだもの。そうなってくると研究施設のショボさとか伊武さん側近のショボさとか脱輪シーンとか長澤さんの濃さとか、もうちょっとなんとかなるやろと思ってしまう。連ドラにこう言っちゃうのは反則かもだが。んでも惜しいよな。せっかくの素材を。。「贖罪」とは反対の意味での☆二つですな。
=====
個人的に長澤さんは静止画とかCMはイイんだよな。IQUEENとか
http://plup.jp/category/iqueen/#no1 (vol.1と11)
http://www.youtube.com/watch?v=IW0a656pVpM (メイキング)
=====
「高校入試」☆☆★
面白かった。単純に会話劇として良かった。締め方として深いようで深くなくてアレなところはあるけど、HOW部分で答えを小出しにしつつ、WHY部分で溜めて溜めて後半ドン、の構成バランスがばっちり好みだったわ。めずらしく長澤濃度も気にならないし、乾いた画ヅラもいい。キービジュアル(清原あさみ)に合わせたんだろうか?とにかく連ドラサイズのシチュエーションミステリとして申し分ないわ。
「夜行観覧車」☆★★
最初は冒頭の「告白」スタイルに面白くなりそうな予感がビシバシきてたけど、なんかありそうで無くて、またなんかありそうで無くて、の繰り返し。「高校入試」から続いてのその展開は「またか」感がある。遠藤家にまったく共感できなかったのもアレだったし娘は食事シーンで「10円見つけたよ!」って言いそうな気がしてしゃーなかった。
「贖罪」☆☆★
ストーリーについては特に面白みもなく落としどころもなんか中途半端なんだけど、画面から圧を感じる。それだけで☆二つ分ある。屋内シーンでわざわざ工事中の設定にしたり奥にドアや階段を配置したり、光を効果的に使うとか、凝って当たり前のような仕事っぷりがイカス。いや、実際当たり前なんだろうけど、印象的なシーンを撮る人だなあ。黒沢監督作品はたぶんCUREしか知らないけど、まだうじき「思い出せないんだよ」と、でんでんと、ラストの一服シーンとか憶えてるもんなあ。
とまあ東野&湊原作もん長澤つなぎ編でした。書き残しておきたいのがまだ15作品ぐらいある・・・
片手間ドラマシネマ vol.8
2013年4月5日 映画
「11人もいる!」☆☆★
2011トップ3←というメモが。リアルタイム視聴だったんだよな。あと2つなんだったか忘れた。まあ「長男性背負い込み症」という言葉出されたらもうダメだね。観届けるしかなかったでしょ。でまあ笑えたし。清史郎くんはおっぱいのくだりで、まだやらされてる感が抜けないが、神木くんは完全に剥けたなーって感じ。
「桐島、部活やめるってよ」☆☆☆
新しめなのも(笑)。なるほど良かった。☆2.5て感じだけど。語らせずとも見えない物を感じさせるカメラワークと編集、持つ者と持たざる者の変化を視点を変えて見せる構成、神木くんの演技とかも今思うとすごいのだが、見終わった直後は余韻に浸ったり昔の自分に思いを馳せたり登場人物ごとに考察してみたくなったり、そんな良作だった。
おっさん目線だが、高校生の頃、スクールカーストほどじゃなくても見えない序列みたいなのがある世界で、自意識が膨らんでいくのに何も見つけられない・拾えない焦り、苛立ち、自分自身のワケわかんなさ、というものは、最大公約数的にではあるがおそらくみんな感じてたんじゃないかと。そう思うといろいろ許せてしまって、俺って幸せだったんだなと思ったり。
でもま男子校や女子校だったり、抑圧的な学校とか環境で辛く悲しいばかりの十代を過ごしたりした人も居るわけじゃない?そういう人たちは今作にどんな感想を持つのか、興味あるところではある。
「アントキノイノチ」☆★★
うぬぬ、あの浜辺のシーンで終わらせてたらなあ、と。まあそれじゃ連鎖性の重みが出ないのかも知らんが、ちょっとつらいよね。。あと気になったのは今作中で主人公が病む一つのきっかけとなった悪意、の理由、とまでは言わんが、どうやって生まれたかぐらいには触れてもよかったんじゃなかろうか。原作にはあったんだろうか?まあいいけど。
「パレード」☆★★
誰にだって秘密はあるけどバレてまっせ系の、ありふれたテーマなんだけど、パレードを続けるために個々の世界を壊すことは、変えることは、許されない。たとえ○○であろうとも。的な恐怖はじゅうぶん伝わってくる。
「フィッシュストーリー」☆☆★
おいおい割と面白いじゃないか。バンドもバンドらしく描かれてたし、バラバラのエピソードが一点に収束していく様は、はまさに伊坂作品って感じで気持ちよかった。映画的には目玉キャストと物語の起伏が不足してたのかな?俺は好きだけどなあ。
「ゴールデンスランバー」☆★★
で、映画的に作っちゃうとこうなっちゃうのかな。。爽快感はあったんだが、伏線回収という伊坂作品最大の醍醐味が・・・。まあ人間ドラマにもウエイトおいてたしね。竹内結子は俺的にあんま好きじゃないが堺雅人は黒澤より断然こっちがハマってたし音楽も効果的に使われてたので☆一個はあるでしょう。
「はやぶさ」☆★★
うーんこれは・・・竹内結子演じる主人公以外は実在の人物をモデルにして、ほぼ実際にあったことを描いてるということで、はやぶさのバックストーリーを知るのにはいいかも。役者さんそれぞれ味のある演技で観せた教材って感じ。
「ストロベリーナイト(パイロット版)」☆★★
タイトルにもなってる事件のエピソード。入門編としては全然おkだし、この時点で姫川のキャラはいまいち掴めないんだけど竹内さん好印象だ。闇を抱えた役柄のほうが合ってんじゃね?
「ストロベリーナイト(連ドラ版)」☆☆★
ホワイダニットと人間ドラマの配分がいい。回を追うごとに各キャラがぐんぐん立ってくる感じもいい。最終エピソードに、そのエピソードだけで1クールいけそうな原作もってきたのも大正解のようだわ。全体的に面白かった!て気になる。いやよかったんだけどね。脱いだらすごい菊田(西島くん)を脱がさないのも粋だ。笑
「ストロベリーナイト アフター・ザ・インビジブルレイン(SPドラマ)」☆★★
劇場版の後日談オムニバスで、劇場版で姫川班がどうなったかネタバレちゃってるけど、キャラがみんな立ってるんでそこそこ観れるんだわ。エンケン&生瀬のエピソードが良かった。さて劇場版DVDレンタル開始いつだ?(釣られとる)
神木くんつなぎ〜竹内さんまわし編でした。なんか連日これで疲れた。不毛だ。笑
2011トップ3←というメモが。リアルタイム視聴だったんだよな。あと2つなんだったか忘れた。まあ「長男性背負い込み症」という言葉出されたらもうダメだね。観届けるしかなかったでしょ。でまあ笑えたし。清史郎くんはおっぱいのくだりで、まだやらされてる感が抜けないが、神木くんは完全に剥けたなーって感じ。
「桐島、部活やめるってよ」☆☆☆
新しめなのも(笑)。なるほど良かった。☆2.5て感じだけど。語らせずとも見えない物を感じさせるカメラワークと編集、持つ者と持たざる者の変化を視点を変えて見せる構成、神木くんの演技とかも今思うとすごいのだが、見終わった直後は余韻に浸ったり昔の自分に思いを馳せたり登場人物ごとに考察してみたくなったり、そんな良作だった。
おっさん目線だが、高校生の頃、スクールカーストほどじゃなくても見えない序列みたいなのがある世界で、自意識が膨らんでいくのに何も見つけられない・拾えない焦り、苛立ち、自分自身のワケわかんなさ、というものは、最大公約数的にではあるがおそらくみんな感じてたんじゃないかと。そう思うといろいろ許せてしまって、俺って幸せだったんだなと思ったり。
でもま男子校や女子校だったり、抑圧的な学校とか環境で辛く悲しいばかりの十代を過ごしたりした人も居るわけじゃない?そういう人たちは今作にどんな感想を持つのか、興味あるところではある。
「アントキノイノチ」☆★★
うぬぬ、あの浜辺のシーンで終わらせてたらなあ、と。まあそれじゃ連鎖性の重みが出ないのかも知らんが、ちょっとつらいよね。。あと気になったのは今作中で主人公が病む一つのきっかけとなった悪意、の理由、とまでは言わんが、どうやって生まれたかぐらいには触れてもよかったんじゃなかろうか。原作にはあったんだろうか?まあいいけど。
「パレード」☆★★
誰にだって秘密はあるけどバレてまっせ系の、ありふれたテーマなんだけど、パレードを続けるために個々の世界を壊すことは、変えることは、許されない。たとえ○○であろうとも。的な恐怖はじゅうぶん伝わってくる。
「フィッシュストーリー」☆☆★
おいおい割と面白いじゃないか。バンドもバンドらしく描かれてたし、バラバラのエピソードが一点に収束していく様は、はまさに伊坂作品って感じで気持ちよかった。映画的には目玉キャストと物語の起伏が不足してたのかな?俺は好きだけどなあ。
「ゴールデンスランバー」☆★★
で、映画的に作っちゃうとこうなっちゃうのかな。。爽快感はあったんだが、伏線回収という伊坂作品最大の醍醐味が・・・。まあ人間ドラマにもウエイトおいてたしね。竹内結子は俺的にあんま好きじゃないが堺雅人は黒澤より断然こっちがハマってたし音楽も効果的に使われてたので☆一個はあるでしょう。
「はやぶさ」☆★★
うーんこれは・・・竹内結子演じる主人公以外は実在の人物をモデルにして、ほぼ実際にあったことを描いてるということで、はやぶさのバックストーリーを知るのにはいいかも。役者さんそれぞれ味のある演技で観せた教材って感じ。
「ストロベリーナイト(パイロット版)」☆★★
タイトルにもなってる事件のエピソード。入門編としては全然おkだし、この時点で姫川のキャラはいまいち掴めないんだけど竹内さん好印象だ。闇を抱えた役柄のほうが合ってんじゃね?
「ストロベリーナイト(連ドラ版)」☆☆★
ホワイダニットと人間ドラマの配分がいい。回を追うごとに各キャラがぐんぐん立ってくる感じもいい。最終エピソードに、そのエピソードだけで1クールいけそうな原作もってきたのも大正解のようだわ。全体的に面白かった!て気になる。いやよかったんだけどね。脱いだらすごい菊田(西島くん)を脱がさないのも粋だ。笑
「ストロベリーナイト アフター・ザ・インビジブルレイン(SPドラマ)」☆★★
劇場版の後日談オムニバスで、劇場版で姫川班がどうなったかネタバレちゃってるけど、キャラがみんな立ってるんでそこそこ観れるんだわ。エンケン&生瀬のエピソードが良かった。さて劇場版DVDレンタル開始いつだ?(釣られとる)
神木くんつなぎ〜竹内さんまわし編でした。なんか連日これで疲れた。不毛だ。笑
片手間シネマ vol.15
2013年4月4日 映画
「アベンジャーズ」☆☆☆
予想してたよりずっと良かった。娯楽作品としての振り切りっぷりが気持ちいいね。☆三つはちょっと甘いかも知らんが、長く続く(だろう)このシリーズのターニングポイントとしては満点でもいいや。こういうのの課題の一つに、各キャラのパワーバランスっつーのは常にあると思うんだけど、このシリーズ、そこに全然気を使ってないっぽいのがいいよな(笑)。ソーとハルクは完全にオーバースペックだし(特にハルクなんか無敵すぎるしw)、ホークアイとブラックウィドーは人間だよ。そこをキャラ立ち抜群のトニーが繋いで、ちゃんとまとまってるんだからすごいわ。ストーリーとしてもツッコミどころがほぼ無いし。んでもまあクライマックスで核ミサイル出てきた時は、ホンマそれしかないんか、と思ったけどね。あと、コールソンまさか・・・うう。
あとエンドロール中の笑えるシーンとか劇中のジョークも活きてて無駄がない。DVDの特典映像中キャプテンの削除されたシーンとか、あっても良かったのに、と思われるシーンが割とあるぐらいだ。
「アメイジング・スパイダーマン」☆★★
って言うか、なんでリブートしたんだろう。。新ピーターはじめ、全体的に今風になったけど底抜けに明るいわけでもなく全体的にはちょい暗めのトーンで、イメージ一新って感じでもない。ただ、ヒロインのエマ・ストーンは大正解である。アマンダ・セイフライドにちょっと似てる。
「バットマン・ビギンズ」☆★★
苦悩ヒーローの一作目。ダークナイトが良すぎたんで観るの敬遠してたんだが、まあその序章として観とく価値はあった。基本的に原作回帰、ユーモアもほんのちょっと残してる箇所なんかは良かったが格闘アクションがモッサいんだよなあ。あとケイティがよくない。つかシリーズ通して女優さんがアレだわ。作風か?
「ダークナイト・ライジング」☆☆★
苦悩ヒーローの三作目で完結編。うーむ、正義と法に関するブルース哲学を気にしない方が楽しめるだろうね。まあダークナイトが良すぎた弊害?んでベインはちょっとなあ。たしかに原作では最強の敵だったがマッチョ・ラスボスは今シリーズらしくないな・・・と思ってたら、、という展開は良かった。でも「また核かよ。マジに好きなんだな!」と思わされる展開はモヤっとする。ラストはまあ、なかなかニクいね、と。アンたんのキャットウーマンは良かったんではなかろうか。このシリーズでいいと思った女優さんは彼女だけだ(笑)。フツーの人間設定だったけど、それがいい。
ノーラン監督はスーパーマンのリブートも監督するとか。初回はまあ、期待するしかない。
「キャットウーマン」☆★★
深夜にやってた吹き替え版を。ハル・ベリーみたいな黒人女性の締まった肉付きはこのキャラに合ってるけど、衣装イマイチだったなあ。そこしか観るとこないのに。笑
「ザ・スピリット」☆★★
ビンテージって言っていいほど古いアメコミ原作だけど、まんまシン・シティなのでその感覚で観れる(シン・シティのビジュアルは好きだった)。コレはつまんない話だけど。ただ、女優さんが皆よかった。特にスカージョは衣装含め、かなりいい。それだけだ。
「ウォッチメン」☆★★
原作のほうのwikiでも読めばわかるが、元々かなり魅力的な作り込みがなされている作品なんだよね。にも関わらず映画版は、長い!しつこい!おもんない!とフルボッコにされてる作品である。たしかに長いししつこい(笑)。登場するヒーローたちは皆が絶対的正義というわけでなくケネディを暗殺した奴もいる。バットマン以上に苦悩してる奴もいる。殺人容疑で手配されてる奴もいる。とにかく暗くてもはやヒーローもんではないわ。でも、おもんないというわけではない。たとえば米ソ冷戦時代に「歩く抑止力」とされた最強のDr.マンハッタンのビジュアルなんかすごいからね。すごい青いからね。アバター以上に青いんだもの。そんでマッパだ。ちんこ丸出しだ。ちんこ丸出しで巨人化したりする。そのちんこ(あ、人間サイズの時ね)とセクストンするのがマリン・アッカーマン演じるローリーだがなんせセクシー具合がよろしい。セクストン中にマンハッタンが分身の術を使うので怒ったりする。そしたらマンハッタン「よろこばそうと思ったんだ」だって。笑うしかない。
っと、えー・・・そのへんしか憶えてないな・・・興味を持った方は真面目なレビュー記事をお読みください。
コミックtoコミックつーか俺、女しか観てないな(笑)編でした。
予想してたよりずっと良かった。娯楽作品としての振り切りっぷりが気持ちいいね。☆三つはちょっと甘いかも知らんが、長く続く(だろう)このシリーズのターニングポイントとしては満点でもいいや。こういうのの課題の一つに、各キャラのパワーバランスっつーのは常にあると思うんだけど、このシリーズ、そこに全然気を使ってないっぽいのがいいよな(笑)。ソーとハルクは完全にオーバースペックだし(特にハルクなんか無敵すぎるしw)、ホークアイとブラックウィドーは人間だよ。そこをキャラ立ち抜群のトニーが繋いで、ちゃんとまとまってるんだからすごいわ。ストーリーとしてもツッコミどころがほぼ無いし。んでもまあクライマックスで核ミサイル出てきた時は、ホンマそれしかないんか、と思ったけどね。あと、コールソンまさか・・・うう。
あとエンドロール中の笑えるシーンとか劇中のジョークも活きてて無駄がない。DVDの特典映像中キャプテンの削除されたシーンとか、あっても良かったのに、と思われるシーンが割とあるぐらいだ。
「アメイジング・スパイダーマン」☆★★
って言うか、なんでリブートしたんだろう。。新ピーターはじめ、全体的に今風になったけど底抜けに明るいわけでもなく全体的にはちょい暗めのトーンで、イメージ一新って感じでもない。ただ、ヒロインのエマ・ストーンは大正解である。アマンダ・セイフライドにちょっと似てる。
「バットマン・ビギンズ」☆★★
苦悩ヒーローの一作目。ダークナイトが良すぎたんで観るの敬遠してたんだが、まあその序章として観とく価値はあった。基本的に原作回帰、ユーモアもほんのちょっと残してる箇所なんかは良かったが格闘アクションがモッサいんだよなあ。あとケイティがよくない。つかシリーズ通して女優さんがアレだわ。作風か?
「ダークナイト・ライジング」☆☆★
苦悩ヒーローの三作目で完結編。うーむ、正義と法に関するブルース哲学を気にしない方が楽しめるだろうね。まあダークナイトが良すぎた弊害?んでベインはちょっとなあ。たしかに原作では最強の敵だったがマッチョ・ラスボスは今シリーズらしくないな・・・と思ってたら、、という展開は良かった。でも「また核かよ。マジに好きなんだな!」と思わされる展開はモヤっとする。ラストはまあ、なかなかニクいね、と。アンたんのキャットウーマンは良かったんではなかろうか。このシリーズでいいと思った女優さんは彼女だけだ(笑)。フツーの人間設定だったけど、それがいい。
ノーラン監督はスーパーマンのリブートも監督するとか。初回はまあ、期待するしかない。
「キャットウーマン」☆★★
深夜にやってた吹き替え版を。ハル・ベリーみたいな黒人女性の締まった肉付きはこのキャラに合ってるけど、衣装イマイチだったなあ。そこしか観るとこないのに。笑
「ザ・スピリット」☆★★
ビンテージって言っていいほど古いアメコミ原作だけど、まんまシン・シティなのでその感覚で観れる(シン・シティのビジュアルは好きだった)。コレはつまんない話だけど。ただ、女優さんが皆よかった。特にスカージョは衣装含め、かなりいい。それだけだ。
「ウォッチメン」☆★★
原作のほうのwikiでも読めばわかるが、元々かなり魅力的な作り込みがなされている作品なんだよね。にも関わらず映画版は、長い!しつこい!おもんない!とフルボッコにされてる作品である。たしかに長いししつこい(笑)。登場するヒーローたちは皆が絶対的正義というわけでなくケネディを暗殺した奴もいる。バットマン以上に苦悩してる奴もいる。殺人容疑で手配されてる奴もいる。とにかく暗くてもはやヒーローもんではないわ。でも、おもんないというわけではない。たとえば米ソ冷戦時代に「歩く抑止力」とされた最強のDr.マンハッタンのビジュアルなんかすごいからね。すごい青いからね。アバター以上に青いんだもの。そんでマッパだ。ちんこ丸出しだ。ちんこ丸出しで巨人化したりする。そのちんこ(あ、人間サイズの時ね)とセクストンするのがマリン・アッカーマン演じるローリーだがなんせセクシー具合がよろしい。セクストン中にマンハッタンが分身の術を使うので怒ったりする。そしたらマンハッタン「よろこばそうと思ったんだ」だって。笑うしかない。
っと、えー・・・そのへんしか憶えてないな・・・興味を持った方は真面目なレビュー記事をお読みください。
コミックtoコミックつーか俺、女しか観てないな(笑)編でした。
片手間ドラマシネマ vol.7
2013年4月3日 映画
やっぱちびちびメモっとこ思て。☆は観了当時のもの
「歩いても 歩いても」☆☆★
言いたいことはただ一つ、「人生は、いつもちょっとだけ間に合わない」で、淡々と家族の風景が描かれてて、ドンシンク・フィール成分が多い。樹木希林さんがリアル。坂道や階段が多く出てきたけど、まあ深読みいらないか。なにかと複雑な父と息子の思いの交錯とかも、まあ深読みいらないですな。
「ゴーイング マイ ホーム」☆☆★
言いたいことはただ一つ、「後悔というのは、かつてそこに愛があった証である」なんだろうけど、単純に、毎週ほっこりさせてくれたので良かった。愛すべき日々を再認識させてやんよ、という押しつけも感じさせず、阿部ちゃんとYOUの姉弟は上記作よりこなれてて良かった。夏八木勲さんがマジで痩せてんのハラハラした。食べ物にフォーカスした画もいいね。
「テルマエロマエ(実写劇場版)」☆★★
原作読了済。前半の阿部ちゃんにウケたし銭湯の爺さん連中のビジュアルにもウケたけど、アニメの方が面白かったわ。上戸パートはそんなに要らん。ダレたし。
「宇宙兄弟(実写劇場版)」☆★★
原作読了(連載中)済。うむ、まあすでにアニメ版に感情移入しちゃってるんでダメっした。もっとアポちゃんパートが必要。
「ボーイズ・オン・ザ・ラン(ドラマ版)」☆☆★
原作読了済。テレビだからしょうがないけど、台詞にエグさが無かったし、ちはるはもっとダークに堕ちてほしかった。でもメインキャストが意外と良かったのと、原作に足した部分と削った部分、その加減も良くて面白かった。今作とは別に映画版つーのがあって、まあ一概に比較はできんが、俺はこっちの方が好きだわ。
「大奥(水野・吉宗篇)」☆★★
原作未読。まあこれ☆無くてもいいんだけど、あ、原作読んでみよかな、と思わせてくれる程度には。特筆すべき点として、ジャニ同士の笑っちゃうぐらいまったく見応えのないチャンバラ。生死を賭けたシーンで笑わせてどうすんの。
「大奥〜誕生〜(有功・家光篇)」☆☆★
原作未読。連ドラ版。こちらは面白かった。多部ちゃんが良かったよ。最初(男装時)はどうなることかと思ったが、後半の「誰か、わしが女将軍となることに異存があるかえ!!?」のくだりはシビれたな。この話の三十年後、綱吉時代を描いた映画版とセットのプロジェクトだったそうなので、そっちのDVDも観よう。
阿部ちゃんからコミック原作つなぎ編でした。
「歩いても 歩いても」☆☆★
言いたいことはただ一つ、「人生は、いつもちょっとだけ間に合わない」で、淡々と家族の風景が描かれてて、ドンシンク・フィール成分が多い。樹木希林さんがリアル。坂道や階段が多く出てきたけど、まあ深読みいらないか。なにかと複雑な父と息子の思いの交錯とかも、まあ深読みいらないですな。
「ゴーイング マイ ホーム」☆☆★
言いたいことはただ一つ、「後悔というのは、かつてそこに愛があった証である」なんだろうけど、単純に、毎週ほっこりさせてくれたので良かった。愛すべき日々を再認識させてやんよ、という押しつけも感じさせず、阿部ちゃんとYOUの姉弟は上記作よりこなれてて良かった。夏八木勲さんがマジで痩せてんのハラハラした。食べ物にフォーカスした画もいいね。
「テルマエロマエ(実写劇場版)」☆★★
原作読了済。前半の阿部ちゃんにウケたし銭湯の爺さん連中のビジュアルにもウケたけど、アニメの方が面白かったわ。上戸パートはそんなに要らん。ダレたし。
「宇宙兄弟(実写劇場版)」☆★★
原作読了(連載中)済。うむ、まあすでにアニメ版に感情移入しちゃってるんでダメっした。もっとアポちゃんパートが必要。
「ボーイズ・オン・ザ・ラン(ドラマ版)」☆☆★
原作読了済。テレビだからしょうがないけど、台詞にエグさが無かったし、ちはるはもっとダークに堕ちてほしかった。でもメインキャストが意外と良かったのと、原作に足した部分と削った部分、その加減も良くて面白かった。今作とは別に映画版つーのがあって、まあ一概に比較はできんが、俺はこっちの方が好きだわ。
「大奥(水野・吉宗篇)」☆★★
原作未読。まあこれ☆無くてもいいんだけど、あ、原作読んでみよかな、と思わせてくれる程度には。特筆すべき点として、ジャニ同士の笑っちゃうぐらいまったく見応えのないチャンバラ。生死を賭けたシーンで笑わせてどうすんの。
「大奥〜誕生〜(有功・家光篇)」☆☆★
原作未読。連ドラ版。こちらは面白かった。多部ちゃんが良かったよ。最初(男装時)はどうなることかと思ったが、後半の「誰か、わしが女将軍となることに異存があるかえ!!?」のくだりはシビれたな。この話の三十年後、綱吉時代を描いた映画版とセットのプロジェクトだったそうなので、そっちのDVDも観よう。
阿部ちゃんからコミック原作つなぎ編でした。
片手間ドラマシネマ vol.6
2013年1月9日 映画
SPEC天を観た(DVD)。シリーズ観了後にまとめるつもりだったけど、もう零や欠(?)まで待ってられないので書いときます。ネタバレ込み。
サイキックものは好物なので、まあ全体的に悪くなくて、ベックと20世紀〜で完全に鼻笑対象にしてた堤さんも、俺ん中でちょいアゲ。
「SPEC(ドラマ)」☆☆★
フツーに面白かった。テンポもいいし瀬文というキャラも当たってる。んでも暗黙の了解とか参照事項(パクリ寸前)が多いから差し引き平均点といったところだけど、数多くあるこのテのドラマん中ではいいほうじゃないか。
「SPEC翔(SPドラマ)」☆☆★
天を観た後で、観といて良かったぁーなSPドラマ。ドラマ版補完と劇場版予告編という意味でもマスト。しかしこのテのアレは、どうやっても「時を止める」&「他人の能力を吸収する」が最強になってしまうんだねえ。しかもそれを主人公が持ってる、と。。
「SPEC天(劇場版)」☆★★
ここにきて☆ひとつ落とした。話自体は流れでフツーにいつものSPECなんだけどなあ。エヴァみたいな設定が邪魔なんじゃないかなあ。瀬文はド根性押しでシリアス描写が少ないからただの筋肉バカになってるし。でもまあニノマエクローンを消した能力とか議事堂のアレが気になるし、次回作〜最後まで付き合うけどね。
ドラマ版で懐かしいケイゾクとのリンクを感じたのでDVD借りてみたけど・・・今となっちゃイモくさくてかなわんかったよ。やっぱドラマは放送時期が旬なのかね。
サイキックものは好物なので、まあ全体的に悪くなくて、ベックと20世紀〜で完全に鼻笑対象にしてた堤さんも、俺ん中でちょいアゲ。
「SPEC(ドラマ)」☆☆★
フツーに面白かった。テンポもいいし瀬文というキャラも当たってる。んでも暗黙の了解とか参照事項(パクリ寸前)が多いから差し引き平均点といったところだけど、数多くあるこのテのドラマん中ではいいほうじゃないか。
「SPEC翔(SPドラマ)」☆☆★
天を観た後で、観といて良かったぁーなSPドラマ。ドラマ版補完と劇場版予告編という意味でもマスト。しかしこのテのアレは、どうやっても「時を止める」&「他人の能力を吸収する」が最強になってしまうんだねえ。しかもそれを主人公が持ってる、と。。
「SPEC天(劇場版)」☆★★
ここにきて☆ひとつ落とした。話自体は流れでフツーにいつものSPECなんだけどなあ。エヴァみたいな設定が邪魔なんじゃないかなあ。瀬文はド根性押しでシリアス描写が少ないからただの筋肉バカになってるし。でもまあニノマエクローンを消した能力とか議事堂のアレが気になるし、次回作〜最後まで付き合うけどね。
ドラマ版で懐かしいケイゾクとのリンクを感じたのでDVD借りてみたけど・・・今となっちゃイモくさくてかなわんかったよ。やっぱドラマは放送時期が旬なのかね。
片手間シネマ vol.14
2012年9月6日 映画 コメント (4)
参照としては http://28093.diarynote.jp/200905071734568795/
http://28093.diarynote.jp/201205281942571025/ ときて、
はい、今回は未観だった分のアベンジャーズ予習版消化シリーズ。
「アイアンマン2」☆☆★
面白かった。トニー&ペッパーのコンビも前回に続き良かったし、まあ鉄男だけにカタいというか、このシリーズはどんなクソ展開になってもそこそこ楽しめると思う。ハルクと盾とトンカチの露出もあって予告編的なとこもプラスになってたかな。俺的に残念な役者変更もあったけど、トニー役は変えずに3は作られるようなのでまあ観よう。
●残念だったのはテレンス→ドンね。
●思いのほかブラックウィドーの見せ場があったのは俺得。
●原作じゃペッパーはハッピーと結婚するんだが、そのへんどうなの。
「マイティ・ソー」☆☆★
マーベル界パワーインフレも銀河救って終わらんかった!今度は北欧神話をベースにした異世界!って・・・ファンタジー!!しかも武器がトンカチ!って・・・鈍器!!!と、不安要素が目につく(笑)けど、「内容はまあ置いといて」と言えるほどキャラが勝ってたわ。展開は、前半こそどうしても「魔法にかけられて」チックになってしまうけど、空から降ってきたガチムチが車に轢かれて搬送→暴れてスタンガンで気絶させられ搬送→また車に轢かれて(ry、とギャグ展開してるうちに、「まあなかなかいい奴じゃないか、根は真面目だし素直だし」となってしまうミラクル。飲食店でドリンクおかわりの時カップを投げ割ったり、ペットショップで「馬をくれ!」と言ったり、かわいいよソー。しかし来年公開予定の2はビミョーかなあ。アベンジャーズの終わらせ方しだいかもな。
●おおむねナオさんと同じ穴に落ちた格好ですわ(;゚д゚)ゞ
●脇役に金つかってる。浅野くんはジャッキー・チェンて言われてたけど(笑)
●伏線だけに使われたホークアイ、まさかの弓矢うたず・・・
●特典収録の、コールソン主役短編が俺得。まあコレ↓なんだけど
Agent Coulson Shorts: The Robbery http://www.youtube.com/watch?v=9W6obsc-h5E
トニーの監視役してたら空からトンカチが降ってきたんで〜の道中やね。
「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」☆★★
おいヒューマントーチ(ファンタスティック・フォー)じゃねえか?ジェシカたんサヨナラなのか?・・・はいいとして、ソーを観た後ではなかなか退屈してしまった。あのコスチュームで笑いをとりにいかないなんて、なんなの?と(笑)。しかし「ガチムチ兵つくるぜ計画」・・・まあ戦後再開されたこの計画の過程でハルクが誕生したことを思えば、ファーストの副題は当然・・・なのか?見てくれはド変態だと思うんだけどな・・・ガチムチの三度笠野郎とか・・・って、え、これも2あるのかよ?大丈夫かなあ。ヒューマントーチもとい三度笠野郎役のクリス・エヴァンスもステロイドガチ打ちしてそうだし。
●連続して観たからこのマッチョイズム推しはちょっと米国が心配になるレベル。
●でもコイツはヤバいな。単車乗りたくなるレベル
http://udreplicas.com/index.php?option=com_content&view=article&id=63
●間違ってもこれはらめえええええ
http://www.geekalerts.com/captain-america-hoodie/
●まあフツーに考えたらコレか(笑)
http://udreplicas.com/index.php?option=com_content&view=article&id=9
ほんでまあアベンジャーズはいつ観んねんって話ですが・・・劇場公開中は無理っぽい感じに・・・なんやそら!
しかしまあXメンサイドとDCも入れると、来年から5本/年ペースでスーパーヒーローものが公開予定(あくまで予定)みたいな感じやん。俺的にデッドプールだけには期待したいが、マジ大丈夫なのかなハリウッド。。何本分かの予算をまとめてマーベル・ゾンビーズやるっつーなら大応援するんだが。
=====
というエントリ書いてたらマイケル・クラーク・ダンカン氏が亡くなったというニュースが。彼の仕事と言えばグリーンマイルが有名なんだろうけどマーベルの「デアデビル」にも出てますよ。キングピンというスタイリッシュな悪役だった。あとDCだけどグリーンランタンとか猿の惑星(リメイク)かな。声だけとか特殊メイクしてたりとかですが。合掌。
そういやデアデビルのリブート企画もあるようですな。エレクトラはどうだろう?映画化作品ではこの2者、かわいそうな位置に居る(笑)んで、復活させてあげたいかも。
http://28093.diarynote.jp/201205281942571025/ ときて、
はい、今回は未観だった分のアベンジャーズ予習版消化シリーズ。
「アイアンマン2」☆☆★
面白かった。トニー&ペッパーのコンビも前回に続き良かったし、まあ鉄男だけにカタいというか、このシリーズはどんなクソ展開になってもそこそこ楽しめると思う。ハルクと盾とトンカチの露出もあって予告編的なとこもプラスになってたかな。俺的に残念な役者変更もあったけど、トニー役は変えずに3は作られるようなのでまあ観よう。
●残念だったのはテレンス→ドンね。
●思いのほかブラックウィドーの見せ場があったのは俺得。
●原作じゃペッパーはハッピーと結婚するんだが、そのへんどうなの。
「マイティ・ソー」☆☆★
マーベル界パワーインフレも銀河救って終わらんかった!今度は北欧神話をベースにした異世界!って・・・ファンタジー!!しかも武器がトンカチ!って・・・鈍器!!!と、不安要素が目につく(笑)けど、「内容はまあ置いといて」と言えるほどキャラが勝ってたわ。展開は、前半こそどうしても「魔法にかけられて」チックになってしまうけど、空から降ってきたガチムチが車に轢かれて搬送→暴れてスタンガンで気絶させられ搬送→また車に轢かれて(ry、とギャグ展開してるうちに、「まあなかなかいい奴じゃないか、根は真面目だし素直だし」となってしまうミラクル。飲食店でドリンクおかわりの時カップを投げ割ったり、ペットショップで「馬をくれ!」と言ったり、かわいいよソー。しかし来年公開予定の2はビミョーかなあ。アベンジャーズの終わらせ方しだいかもな。
●おおむねナオさんと同じ穴に落ちた格好ですわ(;゚д゚)ゞ
●脇役に金つかってる。浅野くんはジャッキー・チェンて言われてたけど(笑)
●伏線だけに使われたホークアイ、まさかの弓矢うたず・・・
●特典収録の、コールソン主役短編が俺得。まあコレ↓なんだけど
Agent Coulson Shorts: The Robbery http://www.youtube.com/watch?v=9W6obsc-h5E
トニーの監視役してたら空からトンカチが降ってきたんで〜の道中やね。
「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」☆★★
おいヒューマントーチ(ファンタスティック・フォー)じゃねえか?ジェシカたんサヨナラなのか?・・・はいいとして、ソーを観た後ではなかなか退屈してしまった。あのコスチュームで笑いをとりにいかないなんて、なんなの?と(笑)。しかし「ガチムチ兵つくるぜ計画」・・・まあ戦後再開されたこの計画の過程でハルクが誕生したことを思えば、ファーストの副題は当然・・・なのか?見てくれはド変態だと思うんだけどな・・・ガチムチの三度笠野郎とか・・・って、え、これも2あるのかよ?大丈夫かなあ。ヒューマントーチもとい三度笠野郎役のクリス・エヴァンスもステロイドガチ打ちしてそうだし。
●連続して観たからこのマッチョイズム推しはちょっと米国が心配になるレベル。
●でもコイツはヤバいな。単車乗りたくなるレベル
http://udreplicas.com/index.php?option=com_content&view=article&id=63
●間違ってもこれはらめえええええ
http://www.geekalerts.com/captain-america-hoodie/
●まあフツーに考えたらコレか(笑)
http://udreplicas.com/index.php?option=com_content&view=article&id=9
ほんでまあアベンジャーズはいつ観んねんって話ですが・・・劇場公開中は無理っぽい感じに・・・なんやそら!
しかしまあXメンサイドとDCも入れると、来年から5本/年ペースでスーパーヒーローものが公開予定(あくまで予定)みたいな感じやん。俺的にデッドプールだけには期待したいが、マジ大丈夫なのかなハリウッド。。何本分かの予算をまとめてマーベル・ゾンビーズやるっつーなら大応援するんだが。
=====
というエントリ書いてたらマイケル・クラーク・ダンカン氏が亡くなったというニュースが。彼の仕事と言えばグリーンマイルが有名なんだろうけどマーベルの「デアデビル」にも出てますよ。キングピンというスタイリッシュな悪役だった。あとDCだけどグリーンランタンとか猿の惑星(リメイク)かな。声だけとか特殊メイクしてたりとかですが。合掌。
そういやデアデビルのリブート企画もあるようですな。エレクトラはどうだろう?映画化作品ではこの2者、かわいそうな位置に居る(笑)んで、復活させてあげたいかも。
片手間シネマ vol.13
2012年8月8日 映画
「時をかける少女」(仲ちゃん版・CS)☆★★
下記のアニメ版観てからこっち観たんだけど、これは正統続編か?時をかける〜ってマジ駆けてるし。ファンは萌えるのか?まあそんな感じで前半は甘くユルい時間が流れたので、すっかり忘れてたバスの伏線を回収しにきた時はやられたと思ったけど、その後の処理が、なんかなあ。深町も変なとこ甘いし。まあそれが無いとドラマが成り立たんわけだが。ここんとこ東野圭吾作の時生を思い出した。総じて仲ちゃんファンのための作品て感じだわ。☆1.8ぐらいいってる。
続いてちょっと前の話になるが、過去にDVD観て良作とレビュったサマウォ、こないだの地上波放送分は相変わらずカットまみれだったみたいだけど、同じく「おおかみこどもの雨と雪」映画公開記念放送分↓
「時をかける少女」(アニメ版・地上波)☆☆★
カットの有無はわからんが、ええやんこれ。面白かった。魔女おばさんの声が原田知世で、真琴の声が仲ちゃんじゃなかったらもっと良かったのに。ストーリーやテーマは全然OKながら、タイムリープで生まれた複数の時系列を整理していくと疑問点が出てくるよな?あんまり厳密には考えないけどそれがちょい気になった。俺もつくづくイヤなおっさんになったなあ笑。んでも、切なさはちょっとしか感じなくても爽やかさは残ったよ。てかそれ親父目線ですかそうですか。
●作品とは関係ないけどキャラトレースで外人が作ったやつがまあまあ
PaperHeart - http://www.youtube.com/watch?v=yPcqd_LviIs
「人狼 JIN-ROH」(CS)☆★★
おおかみつながりってことで。出会い頭で鑑賞したけど、昔一回観た時と同じ印象だったな。俺はまだ世界観重視タイプは苦手らしい。ハードボイルドな入りから終始ハードボイルドでハードボイルドに終わってゆくのが退屈で。。このケルベロスサーガ(?)とかパトレイバーらへんは俺、まるっきり通ってないんだよなあ。押井節、俺にもいつかわかる日がくるのだろうか。
「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」(CS)☆★★
押井つながりってことで。しかしやっぱ最新作でもダメだー笑。テーマもわかるし画もかっこいいし音も良いと思えるけど、なんか「酒のんでるのに酔えない」感じが気持ち悪い。押井作品特有(←?まあ数本しか観てないけど)の「わかんねえ奴は観んなや」的なプレッシャーも感じるし。基本的に客に投げる方式も受け入れるタチだけど、なんか考察する気になれない・・・これが合わないってことなんだろうな。。
下記のアニメ版観てからこっち観たんだけど、これは正統続編か?時をかける〜ってマジ駆けてるし。ファンは萌えるのか?まあそんな感じで前半は甘くユルい時間が流れたので、すっかり忘れてたバスの伏線を回収しにきた時はやられたと思ったけど、その後の処理が、なんかなあ。深町も変なとこ甘いし。まあそれが無いとドラマが成り立たんわけだが。ここんとこ東野圭吾作の時生を思い出した。総じて仲ちゃんファンのための作品て感じだわ。☆1.8ぐらいいってる。
続いてちょっと前の話になるが、過去にDVD観て良作とレビュったサマウォ、こないだの地上波放送分は相変わらずカットまみれだったみたいだけど、同じく「おおかみこどもの雨と雪」映画公開記念放送分↓
「時をかける少女」(アニメ版・地上波)☆☆★
カットの有無はわからんが、ええやんこれ。面白かった。魔女おばさんの声が原田知世で、真琴の声が仲ちゃんじゃなかったらもっと良かったのに。ストーリーやテーマは全然OKながら、タイムリープで生まれた複数の時系列を整理していくと疑問点が出てくるよな?あんまり厳密には考えないけどそれがちょい気になった。俺もつくづくイヤなおっさんになったなあ笑。んでも、切なさはちょっとしか感じなくても爽やかさは残ったよ。てかそれ親父目線ですかそうですか。
●作品とは関係ないけどキャラトレースで外人が作ったやつがまあまあ
PaperHeart - http://www.youtube.com/watch?v=yPcqd_LviIs
「人狼 JIN-ROH」(CS)☆★★
おおかみつながりってことで。出会い頭で鑑賞したけど、昔一回観た時と同じ印象だったな。俺はまだ世界観重視タイプは苦手らしい。ハードボイルドな入りから終始ハードボイルドでハードボイルドに終わってゆくのが退屈で。。このケルベロスサーガ(?)とかパトレイバーらへんは俺、まるっきり通ってないんだよなあ。押井節、俺にもいつかわかる日がくるのだろうか。
「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」(CS)☆★★
押井つながりってことで。しかしやっぱ最新作でもダメだー笑。テーマもわかるし画もかっこいいし音も良いと思えるけど、なんか「酒のんでるのに酔えない」感じが気持ち悪い。押井作品特有(←?まあ数本しか観てないけど)の「わかんねえ奴は観んなや」的なプレッシャーも感じるし。基本的に客に投げる方式も受け入れるタチだけど、なんか考察する気になれない・・・これが合わないってことなんだろうな。。
片手間ドラマシネマ vol.5
2012年8月6日 映画
「モテキ」一挙放送の録画消化完了。ってワケでモテ曲はさみながらいくわ
●OP秀逸。フジファブリックの曲もいいね。
http://www.youtube.com/watch?v=LtuM5emjGWo
まあ俺的に「感情移入できなさが過ぎて」評価低かった(最後まで読んだけど)原作コミックのドラマ版→劇場版の流れを期待せずダラっとチェケった。いや日本映画専門チャンネルの一挙放送企画、いいわ。世話んなってるわ。
Eastern Youth - 夏の日の午後
http://www.youtube.com/watch?v=d1hil5eE4zs
「モテキ」(ドラマ版)☆☆★
意外とイケたわ。フジ(主人公で自己完結型自虐妄想系童貞眼鏡男子)に突如到来したモテ期が彼をどう成長させるのか?という原作に沿ったテーマ、ドラマのんがわかりやすい。男の脚本だからか?ラストの収め方も呑みこめた。夏樹ちゃんのキャラも原作よりわかりやすくなってた気が。しかしフジは、ヤることに固執しすぎじゃね笑。女性原作者の妄想世界でしかあり得んケースが大杉(俺の偏見?)。とか言い始めたら作品自体がそうなんだけど。でもまあやっぱ妄想台詞にはニヤけてしまうしフジに共感できなくとも演出だけ見て吉でしょう。☆1.5個ってとこだが原作より良くなったボーナス加点で2個
岡村靖幸 ‐ ターザンボーイ
http://www.youtube.com/watch?v=gex6Szmc2NE
●童貞こじらせた奴ってこんなめんどくさいの?そもそもそこがファンタジー笑
●林田の台詞がグサグサ刺さる男子ってそんなに多いのかな・・・
●オム先生がキテる笑。在日ファンクの浜野謙太氏が演ってる。
在日ファンク - 爆弾こわい
http://www.youtube.com/watch?v=1H14XFS1zVo
Half-Life - J-POP
http://www.youtube.com/watch?v=CivJdVbT05w
「モテキ」(劇場版)☆★★
ドラマ版の一年後という設定だけど、これはコケたか。まあ「セックス・・・ごっこ?」あたりまでは前のめって観てたんだけど、その後のストーリーがやっつけ感まるだし。フジはただの自己中男みたいだし。ヒロインは無理矢理四人にしてるんで、俺の真木ちゃんと仲ちゃん部分が雑。つーかおっぱいがどーのこーのは俺の真木ちゃんでやらんかいっつー話ですよ。あと、キスシーンがやたら多くて尺稼ぎ疑惑が。ツイッター、ナタリー、野外フェス、これが東京のリアル30代なの?なんかよくわっかんねえけどヒマこいてるモテキファンとサブカルとなれば目の色かわる奴なら楽しめるんじゃなかろか。
橘いずみ - 失格
http://www.youtube.com/watch?v=-YuhNs1Brs0
●OPと500日のサマーオマージュ←?は豪華版になってて良し。エンディングも凝ってて良し。
●今この時代にメジャーDisなんてアホらしいとは思いつつ、今の25以上ってそんなんかもな。と。
●作り手の開き直りともとれる台詞が端々に。これでサブカル臭ただようとか思ってたら薄っぺらい。
神聖かまってちゃん - ロックンロールは鳴り止まないっ
http://www.youtube.com/watch?v=W4idDZP5XFM
真心ブラザーズ - サマーヌード
http://www.youtube.com/watch?v=dEtktHgyxAg
つーか黒バックの白抜き文字仕様にしたら白星と黒星が逆転するな・・・まいっか。
●OP秀逸。フジファブリックの曲もいいね。
http://www.youtube.com/watch?v=LtuM5emjGWo
まあ俺的に「感情移入できなさが過ぎて」評価低かった(最後まで読んだけど)原作コミックのドラマ版→劇場版の流れを期待せずダラっとチェケった。いや日本映画専門チャンネルの一挙放送企画、いいわ。世話んなってるわ。
Eastern Youth - 夏の日の午後
http://www.youtube.com/watch?v=d1hil5eE4zs
「モテキ」(ドラマ版)☆☆★
意外とイケたわ。フジ(主人公で自己完結型自虐妄想系童貞眼鏡男子)に突如到来したモテ期が彼をどう成長させるのか?という原作に沿ったテーマ、ドラマのんがわかりやすい。男の脚本だからか?ラストの収め方も呑みこめた。夏樹ちゃんのキャラも原作よりわかりやすくなってた気が。しかしフジは、ヤることに固執しすぎじゃね笑。女性原作者の妄想世界でしかあり得んケースが大杉(俺の偏見?)。とか言い始めたら作品自体がそうなんだけど。でもまあやっぱ妄想台詞にはニヤけてしまうしフジに共感できなくとも演出だけ見て吉でしょう。☆1.5個ってとこだが原作より良くなったボーナス加点で2個
岡村靖幸 ‐ ターザンボーイ
http://www.youtube.com/watch?v=gex6Szmc2NE
●童貞こじらせた奴ってこんなめんどくさいの?そもそもそこがファンタジー笑
●林田の台詞がグサグサ刺さる男子ってそんなに多いのかな・・・
●オム先生がキテる笑。在日ファンクの浜野謙太氏が演ってる。
在日ファンク - 爆弾こわい
http://www.youtube.com/watch?v=1H14XFS1zVo
Half-Life - J-POP
http://www.youtube.com/watch?v=CivJdVbT05w
「モテキ」(劇場版)☆★★
ドラマ版の一年後という設定だけど、これはコケたか。まあ「セックス・・・ごっこ?」あたりまでは前のめって観てたんだけど、その後のストーリーがやっつけ感まるだし。フジはただの自己中男みたいだし。ヒロインは無理矢理四人にしてるんで、俺の真木ちゃんと仲ちゃん部分が雑。つーかおっぱいがどーのこーのは俺の真木ちゃんでやらんかいっつー話ですよ。あと、キスシーンがやたら多くて尺稼ぎ疑惑が。ツイッター、ナタリー、野外フェス、これが東京のリアル30代なの?なんかよくわっかんねえけどヒマこいてるモテキファンとサブカルとなれば目の色かわる奴なら楽しめるんじゃなかろか。
橘いずみ - 失格
http://www.youtube.com/watch?v=-YuhNs1Brs0
●OPと500日のサマーオマージュ←?は豪華版になってて良し。エンディングも凝ってて良し。
●今この時代にメジャーDisなんてアホらしいとは思いつつ、今の25以上ってそんなんかもな。と。
●作り手の開き直りともとれる台詞が端々に。これでサブカル臭ただようとか思ってたら薄っぺらい。
神聖かまってちゃん - ロックンロールは鳴り止まないっ
http://www.youtube.com/watch?v=W4idDZP5XFM
真心ブラザーズ - サマーヌード
http://www.youtube.com/watch?v=dEtktHgyxAg
つーか黒バックの白抜き文字仕様にしたら白星と黒星が逆転するな・・・まいっか。
片手間ドラマシネマ vol.4
2012年7月12日 映画
「八日目の蝉」地上波放送にあわせて?CSでやってた完全版を録画してたのを観た。そこからイモヅルで、感想書く機会を逃したままやつの思い出しメモでも。。
「八日目の蝉」☆★★
女でも親でもない俺だけに、ちょっと合わないんかな?的なところはあるかな。八日目の蝉というワードも弱い(たぶん原作じゃすごくパワーを持ったものになってると勝手に想像)。それに、過去に縛られてもがいてる人たちを観せてしんどい思いさせる尺と、主人公が過去を乗り越えて、希望?光?を見いだしていく尺、配分的にアレだった(もうちょっと後者が長ければ・・・)。不倫起点ってのもアレやね。じゃあなんだったらいいんだ?って話ですが。しかしまあ永作博美には見入ってしまったし、しんどい尺が長くても、テレビドラマ脳&アメコミ脳の俺を寝させずにもっと欲しがらせるということは良作ということなんだろう。素直に言えなくてすまん。
●小池栄子の存在感てなんだろか?ピンだと感じないが何人かでフレームインしたらオーラがキツい(いい意味にもなる)笑。市川美和子と対照的だわ。
●ということは、今思うに「接吻」(映画☆★★)はトヨエツの包容力すげえな、となるのか?
「Mother」☆☆★
1年以上前の新作期間に観たやつだけどまだ印象に残ってる。単独ポストでもいいぐらいに良かった記憶が。汁。テーマ上しょうがないが、画ヅラが不自然なほど女優だらけで不自然なほど「父」という存在が出てこず、上記作品同様、女でも親でもない〜(略)、さらに虐待を起因とするのがちょっと・・・となるはずなんだが、うっかりさん(田中裕子)にやられっぱなしだったな。最近では食傷気味の愛菜ちゃんもフレッシュだし、演技はやっぱ上手かった。最終話ちょっと難しすぎたのか欲がでたのか「させすぎ」の感もあったが。彼女は摩耗しすぎないでほしいな。ってもう遅いか。
んで最後、つがいのインコを何かの象徴とするなら、うっかりさんと松雪泰子(役名わすれた汁)の過去の真相をああいう設定にしたのは、さすがに「母」に背負わせ過ぎじゃねえか?まあ俺にはわからんけど、女性の一生って大変なんすね。おつかれさまです。
●さすが俺ぁテレビドラマ脳、これぐらいの演出はスンナリ入って行ける。
●子役の寝てる演技って、眼球が動いてて、そういうとこに冷めてしまう変な俺だが、寝てる演技が多かったこのドラマでも愛菜ちゃんはほぼ完璧だった。
●上記二作は一人で鑑賞したのだが、こんなん観ながらウルウルきてるおっさんて、やっぱキモイとかなのか?
「境遇」☆★★
湊かなえがドラマ用に書き下ろしたやつだが、内容は、まあフツーだった。人間ドラマ部分は置いといて、サスペンス部分がフツーすぎた。やっぱこの人の作品はクドいぐらいの演出しかハマんないのかもしらんな。このドラマも後日談としてそれぞれが語る形式でやればよかったんじゃないの・・・とか言うたら告白とか贖罪(そういやワウワウ版ドラマのDVDまだかなー)になってしまうんだが。
●「Xの献身」「Mother」と、松雪泰子はすっかり「こんな感じ系」になったのか。悪くないけど白鳥麗子みたいなのもまた(古い)
●もうひとり「これは」という役者さん欲しかったかも。りょう、好きだけどね。
●これ観ながら松雪泰子と中谷美紀の俺的二大「こんな感じ系」女優のテルマ&ルイーズ的なやつ観たいなーと思ったことを思い出した。
中谷美紀といえば、「聖なる怪物たち」(ドラマ☆★★)「阪急電車」(映画☆★★)でその雰囲気のブレなさ感じたんで、もっと突き進んでほしい気持ちと脱いでほしい気持ちが交錯して正直大好きです。よろしくお願いいたします。
「ケイゾク」〜「永遠の仔」も復習したい気分。
「八日目の蝉」☆★★
女でも親でもない俺だけに、ちょっと合わないんかな?的なところはあるかな。八日目の蝉というワードも弱い(たぶん原作じゃすごくパワーを持ったものになってると勝手に想像)。それに、過去に縛られてもがいてる人たちを観せてしんどい思いさせる尺と、主人公が過去を乗り越えて、希望?光?を見いだしていく尺、配分的にアレだった(もうちょっと後者が長ければ・・・)。不倫起点ってのもアレやね。じゃあなんだったらいいんだ?って話ですが。しかしまあ永作博美には見入ってしまったし、しんどい尺が長くても、テレビドラマ脳&アメコミ脳の俺を寝させずにもっと欲しがらせるということは良作ということなんだろう。素直に言えなくてすまん。
●小池栄子の存在感てなんだろか?ピンだと感じないが何人かでフレームインしたらオーラがキツい(いい意味にもなる)笑。市川美和子と対照的だわ。
●ということは、今思うに「接吻」(映画☆★★)はトヨエツの包容力すげえな、となるのか?
「Mother」☆☆★
1年以上前の新作期間に観たやつだけどまだ印象に残ってる。単独ポストでもいいぐらいに良かった記憶が。汁。テーマ上しょうがないが、画ヅラが不自然なほど女優だらけで不自然なほど「父」という存在が出てこず、上記作品同様、女でも親でもない〜(略)、さらに虐待を起因とするのがちょっと・・・となるはずなんだが、うっかりさん(田中裕子)にやられっぱなしだったな。最近では食傷気味の愛菜ちゃんもフレッシュだし、演技はやっぱ上手かった。最終話ちょっと難しすぎたのか欲がでたのか「させすぎ」の感もあったが。彼女は摩耗しすぎないでほしいな。ってもう遅いか。
んで最後、つがいのインコを何かの象徴とするなら、うっかりさんと松雪泰子(役名わすれた汁)の過去の真相をああいう設定にしたのは、さすがに「母」に背負わせ過ぎじゃねえか?まあ俺にはわからんけど、女性の一生って大変なんすね。おつかれさまです。
●さすが俺ぁテレビドラマ脳、これぐらいの演出はスンナリ入って行ける。
●子役の寝てる演技って、眼球が動いてて、そういうとこに冷めてしまう変な俺だが、寝てる演技が多かったこのドラマでも愛菜ちゃんはほぼ完璧だった。
●上記二作は一人で鑑賞したのだが、こんなん観ながらウルウルきてるおっさんて、やっぱキモイとかなのか?
「境遇」☆★★
湊かなえがドラマ用に書き下ろしたやつだが、内容は、まあフツーだった。人間ドラマ部分は置いといて、サスペンス部分がフツーすぎた。やっぱこの人の作品はクドいぐらいの演出しかハマんないのかもしらんな。このドラマも後日談としてそれぞれが語る形式でやればよかったんじゃないの・・・とか言うたら告白とか贖罪(そういやワウワウ版ドラマのDVDまだかなー)になってしまうんだが。
●「Xの献身」「Mother」と、松雪泰子はすっかり「こんな感じ系」になったのか。悪くないけど白鳥麗子みたいなのもまた(古い)
●もうひとり「これは」という役者さん欲しかったかも。りょう、好きだけどね。
●これ観ながら松雪泰子と中谷美紀の俺的二大「こんな感じ系」女優のテルマ&ルイーズ的なやつ観たいなーと思ったことを思い出した。
中谷美紀といえば、「聖なる怪物たち」(ドラマ☆★★)「阪急電車」(映画☆★★)でその雰囲気のブレなさ感じたんで、もっと突き進んでほしい気持ちと脱いでほしい気持ちが交錯して正直大好きです。よろしくお願いいたします。
「ケイゾク」〜「永遠の仔」も復習したい気分。
片手間ドラマシネマ vol.3
2012年6月26日 映画
SP一挙放送を録っといたやつ。ちびちび観てたら観了までに4ヶ月ぐらいかかってるし(汁
観始める前までは俺的にアカンかった「フライダディフライ」コンビということであんまり期待せずに観たのだが、はたして。
「SP」(ドラマシリーズ)☆☆★
枠を考えたら十分な出来だったのでは。まあ後半は壮大な予告編だったけど。まあしょうがないかもだが真木ちゃんはドラマシリーズが一番良かったな。
「SP」(野望篇)☆★★
続・壮大な予告編w。香川氏はある意味「生けるネタバレ」なんで、出すタイミングとしてはこうなるよね。でもまあ体術アクションは革命篇より良かったんでねえの。岡田君いいよ。カメラ+編集さんもいい仕事してるってことだな。
「SP」(革命篇)☆★★
続・続・壮大な予告編。ってコラー!完結ちゃうんかいっ!・・・とまあそんな感じで。ここまできたらストーリーには期待しなくなってるけど(笑)、香川氏(ネタバレでなく膨らまし要員だった)をもってしても、ちょっと尾形(堤氏)の大義が薄かったのが残念かな。せっかくの堤氏なのになあ。
テレビシリーズのコネタでクスッとして終わってもいい感じだったと思うけど、劇場版は「テレビ屋のつくった映画」の枠を出てなくとも、総じてアクションに見所あったんで、まあまあってとこか。
ちなみに、画像3が劇場版含む全作通してベストシーンだ。笑
観始める前までは俺的にアカンかった「フライダディフライ」コンビということであんまり期待せずに観たのだが、はたして。
「SP」(ドラマシリーズ)☆☆★
枠を考えたら十分な出来だったのでは。まあ後半は壮大な予告編だったけど。まあしょうがないかもだが真木ちゃんはドラマシリーズが一番良かったな。
「SP」(野望篇)☆★★
続・壮大な予告編w。香川氏はある意味「生けるネタバレ」なんで、出すタイミングとしてはこうなるよね。でもまあ体術アクションは革命篇より良かったんでねえの。岡田君いいよ。カメラ+編集さんもいい仕事してるってことだな。
「SP」(革命篇)☆★★
続・続・壮大な予告編。ってコラー!完結ちゃうんかいっ!・・・とまあそんな感じで。ここまできたらストーリーには期待しなくなってるけど(笑)、香川氏(ネタバレでなく膨らまし要員だった)をもってしても、ちょっと尾形(堤氏)の大義が薄かったのが残念かな。せっかくの堤氏なのになあ。
テレビシリーズのコネタでクスッとして終わってもいい感じだったと思うけど、劇場版は「テレビ屋のつくった映画」の枠を出てなくとも、総じてアクションに見所あったんで、まあまあってとこか。
ちなみに、画像3が劇場版含む全作通してベストシーンだ。笑
スベるマーベル?なめんなアべンジャーズ
2012年5月28日 映画 コメント (3)
マーベル、このへんからバラまきはじめた伏線もやっとこさ回収かなあ↓
http://28093.diarynote.jp/200905071734568795/
↑当時、この後に控えてる予告編(笑)が・・・ソーとキャプテンだと?あんな「たたいてかぶってジャンケンポン」コンビじゃアカンがな!!出オチのスベりキャラやんけ!!と思ってたんですが、相互のマベ女さん(笑)のソー推しで観る気が溜まってきた。
そこで、ニックがチームつくる調整映画は無いの?あったら面白いんじゃね?とか思うんだが、やっぱ(コミックは)あったみたいだねー。↓以下、年表も要チェックや。
マーベル映画世界の年表 - 映画『アベンジャーズ』までの道のり - ∀ddict
http://d.hatena.ne.jp/takkunKiba483/20120523/p1
キャプテンの副題にファーストアベンジャーて付いてたから、てっきり軸はソコかと思ってたんですが、やっぱトニーか。まあそうだわな。
んでキャプテンとソーはマジどうしようかな・・・そういやアイアンマン2(つかスカージョのブラックウィドー)も観てないなあ。まあ、アベンジャーズ公開直前には民放で予告編(笑)全部やるだろうしイイか、とも。。
アイアンマン2は、だいたいこんなもんだと思ってればいいのかな?笑
Black Widow Gone Wild
http://www.youtube.com/watch?v=DUNIss3PPag
その前はこんなんだったよね。
IRON BABY
http://www.youtube.com/watch?v=SyoA4LXQco4
ついでにYoung Avengers
http://www.youtube.com/watch?v=7KaeeHYYJ5s
はい、まだちょっとナメてます。キャプテンのアレが三度笠に見えるんで「木枯らし紋次郎かよw」って思ってます。
http://28093.diarynote.jp/200905071734568795/
↑当時、この後に控えてる予告編(笑)が・・・ソーとキャプテンだと?あんな「たたいてかぶってジャンケンポン」コンビじゃアカンがな!!出オチのスベりキャラやんけ!!と思ってたんですが、相互のマベ女さん(笑)のソー推しで観る気が溜まってきた。
そこで、ニックがチームつくる調整映画は無いの?あったら面白いんじゃね?とか思うんだが、やっぱ(コミックは)あったみたいだねー。↓以下、年表も要チェックや。
マーベル映画世界の年表 - 映画『アベンジャーズ』までの道のり - ∀ddict
http://d.hatena.ne.jp/takkunKiba483/20120523/p1
キャプテンの副題にファーストアベンジャーて付いてたから、てっきり軸はソコかと思ってたんですが、やっぱトニーか。まあそうだわな。
んでキャプテンとソーはマジどうしようかな・・・そういやアイアンマン2(つかスカージョのブラックウィドー)も観てないなあ。まあ、アベンジャーズ公開直前には民放で予告編(笑)全部やるだろうしイイか、とも。。
アイアンマン2は、だいたいこんなもんだと思ってればいいのかな?笑
Black Widow Gone Wild
http://www.youtube.com/watch?v=DUNIss3PPag
その前はこんなんだったよね。
IRON BABY
http://www.youtube.com/watch?v=SyoA4LXQco4
ついでにYoung Avengers
http://www.youtube.com/watch?v=7KaeeHYYJ5s
はい、まだちょっとナメてます。キャプテンのアレが三度笠に見えるんで「木枯らし紋次郎かよw」って思ってます。
まず最初に「鈴木先生(原作コミックス)」とは
超真面目に俺流教育をやる教師と、今風な?中学生との、討論しながら今風な?問題を解決する(というか落としどころを決める)までのプロセスをサスペンスタッチ(←笑)に描いた漫画作品で、とにかくネーム量が多いのが特徴である。(俺談)
その「鈴木先生」の映画化が決定したので、昨年放送されたドラマ版(テレ東制作)を一挙放送してたわけだが、まあ一挙録画して一挙視聴してやりましたわ。見る前は「視聴率2パー台とかってマジなの?まあ局的・時期的にアレだけど、どんだけヒドいのw」とか思ってたワケだが・・・
いやあ、なかなかでしたわ。片手間で見てられずにグイ見したんで単独ポストしちゃうレベルですわ。あんまり見られてないのがもったいねえ。良く出来てるのに。生徒役の子らもちゃんとスキルあるし、長谷川氏もハマってたのではないか。なにより上記、原作の特色である「ネーム(台詞)の多さ」の再現度がなかなか高い。個人的に注目したかった生徒、岬と竹地(「告白」の少年ABコンビが演ってる)と、河辺(要するに性教育的な3人・・・笑)もかなりの時間フックアップされてて俺得だったし。
まあ鈴木流を素直に受け止めて咀嚼する中学生やその親にリアリティを感じにくい場面もあるし、俺には子供がいるわけではないので、実際に親をやってる人が見たら鼻で笑っちゃうレベルかも知れないが、漫画・ドラマともオヌヌメですわ奥さん。
まあさすがに映画はコケそうだが・・・俺は観るよ!
片手間ドラマシネマ vol.2
2011年8月22日 映画
今回は播州攻め。出身地およびその周辺は贔屓しますよって(笑)
「忠臣蔵」(1985TVドラマ前後編)☆★★
なんかオーソドックスな忠臣蔵が観てえなあ、と思い立ってツタヤ行っても、奇をてらって「今までに無かった視点で〜」みたいなコピーが付いてるやつばっかりで、(俺印象で)オーソドックスな作品は在庫が無かったりDVD化すらされてなかったり。唯一あったのがコレ。なんとなく風間杜夫を覚えてた。感想は、まあフツーだったんだけどね(笑)。現在ベテラン級の俳優さんたちを見て「若っ!」と思うのも一興だったわ。
「最後の忠臣蔵」(2010映画版)☆★★
これはドラマ版を観た方がよかったのかなあ。ストーリーは四十七士にある説を根にして組み立ててるので「なるほどそうきたか」ってのはあるけど、討ち入り後のアナザーストーリーともなればパンチがないのも当然で。かと言って面倒くさい侍が面倒くさいことやってる悲哀話、までも行かず。やや残念。
「十三人の刺客」(2010リメイク版)☆☆★
べつに役所贔屓じゃないよ。サイコ殿様が明石藩主(モデルは実在した人だがサイコではなかった)なのよ。これはエンターテインメント作品として単純に面白かった。三池監督だからハチャメチャ時代劇かと思ったが、重厚なトーン。三池色?なキャラも出てくるけど花を添える程度で。しかしちょっと後半のチャンバラが長過ぎたかなあ。せっかく地の利を生かした作戦なんだから俯瞰のカットとかあったら飽きそうにならなかったかと。まあ、飽きそうになるのを堪えれたのは、キッチリと整理された群衆戦描写だけど。ソコはウデなんでしょうな。あと牛はマジ要らんかったが、松方弘樹親分の殺陣は超クールで特筆もん。
いやはやしかし、こんなん三本プラスお盆で大戦ドラマも数本経たら、日本の自殺文化にまで思いを馳せたくなってしまうという複雑な心境になった。。。
Σ( ´ - ` ; ) 。o O(そんなことより夏前に落とした以上に肉が付いた。一大事!)
「忠臣蔵」(1985TVドラマ前後編)☆★★
なんかオーソドックスな忠臣蔵が観てえなあ、と思い立ってツタヤ行っても、奇をてらって「今までに無かった視点で〜」みたいなコピーが付いてるやつばっかりで、(俺印象で)オーソドックスな作品は在庫が無かったりDVD化すらされてなかったり。唯一あったのがコレ。なんとなく風間杜夫を覚えてた。感想は、まあフツーだったんだけどね(笑)。現在ベテラン級の俳優さんたちを見て「若っ!」と思うのも一興だったわ。
「最後の忠臣蔵」(2010映画版)☆★★
これはドラマ版を観た方がよかったのかなあ。ストーリーは四十七士にある説を根にして組み立ててるので「なるほどそうきたか」ってのはあるけど、討ち入り後のアナザーストーリーともなればパンチがないのも当然で。かと言って面倒くさい侍が面倒くさいことやってる悲哀話、までも行かず。やや残念。
「十三人の刺客」(2010リメイク版)☆☆★
べつに役所贔屓じゃないよ。サイコ殿様が明石藩主(モデルは実在した人だがサイコではなかった)なのよ。これはエンターテインメント作品として単純に面白かった。三池監督だからハチャメチャ時代劇かと思ったが、重厚なトーン。三池色?なキャラも出てくるけど花を添える程度で。しかしちょっと後半のチャンバラが長過ぎたかなあ。せっかく地の利を生かした作戦なんだから俯瞰のカットとかあったら飽きそうにならなかったかと。まあ、飽きそうになるのを堪えれたのは、キッチリと整理された群衆戦描写だけど。ソコはウデなんでしょうな。あと牛はマジ要らんかったが、松方弘樹親分の殺陣は超クールで特筆もん。
いやはやしかし、こんなん三本プラスお盆で大戦ドラマも数本経たら、日本の自殺文化にまで思いを馳せたくなってしまうという複雑な心境になった。。。
Σ( ´ - ` ; ) 。o O(そんなことより夏前に落とした以上に肉が付いた。一大事!)