こうして毎日、昔の音楽を聴いてると、
その頃のマインドは多少は取り返せる
モンだと実感する。

そして今日はスターリン。
昨日と同じく重要。
そしてスターリンといえば、吟遊詩人・
遠藤ミチロウ師に尽きる訳ですが…
 
 
 
どうだろう。この盤はスターリン史上最高の盤だが、以降の作品に
ついては、現在の俺は、共感できる箇所が少ない。
 
 
当時、この類いのものを聴いてた連中って、凄く視野が狭かったと思う。
とにかく否定を大前提とした詩を、急いだビートに乗せ、過激に表現する
だけがパンク・ロックではないんだけど、少なくとも当時の俺はそう思って
たし、それこそ至上の表現方法だと思ってた。多分、若かっただけだけど。
だからメジャーになっていって自由度の低くなった遠藤師の詩世界を否定
し、そこから視野が広がった。ティーンエイジ・クライシスである(笑)

今となっては、ソレは「大人になる」と哀しい意味で語られる部分。
そういうふうにとれなくもない。

どうなんだろう? 今自分に必要なのは…?

あれから20年ほど経過した今も、世界はなんら変わらない。ただ若者が
変わった。パンクスも変わった。俺の教祖様は現れない。
現在「俺たちパンクバンド」って言ってる奴らの詩は「体裁上、パンク
風味に仕上げときました」って感じのモノが多い気がする。ファッション。
まあそれも日本を構築する上で重要なのだとは思いますが…

とか答えの出ないことを悶々と考えさせる盤ではあります。

俺にとっては重要かも。
 

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索