毎夜毎夜、体内でモヤモヤ玉を育て、ココで吐き出してる気がするなあ。

まあ、激務期間はいつまで続くかわからんがコツコツと出していかねば。な、と。
 
さて、今日も昨日の続きだ。
 
 
そしてもっともっと俺の好奇心を刺激してくれるアルバムに出会う。88年、インディーだったThe Newest Modelの「Senseless Chatter Senseless Fists」だ。
 
当時は「パンクとソウルの融合」とされていたがそれよりフロントマンの中川師の世界観にヤられたのである。(UP画像は87年までの楽曲集)

当時彼等は大阪を拠点にしてたのでライブも行った。田舎の17才からしたらパンキッシュなお兄さんばっかりで怖かったが(笑)特にソウルな部分というのは感じ取ってなかった(そもそもソウルってなんや?とか思っていた)が、とにかく若い時って唯一無二と感じるモンに弱いということかな。ハマった。それまで聴いていたアーティストはどちらかというと「聴け、このやろー」的、説教タイプとすると(笑)、彼等は抽象的表現を絡めて描写を重ねるタイプ。はじめてアーティストが発するメッセージ的なものを頭を使って受け止めようとさせてくれたバンドだった。

何よりライブが良かった、てのが一番だったんだけど。それまで行ったことあったのはラフィン@大阪とスタークラブ@神戸。それらにくらべてユルい空気感だったけど、横の動きも自分の好みであると認識する。

そして後日、いきつけの中古レコ屋のにーちゃんに「ソウルってどんなん?」と聞いたところ、その口から出てくるアーティスト名はカーティス、アル、サム、O.V、やアレサ、シェリルまで「なんや、ソレ親父のレコ棚にあるわ」って感じのものだった。その日は「それやったらコレを聴け!」とJBを売りつけられて帰ったんだけど、案の定、昇天させられるハメになった(笑)

80年代後半というのは、レアグルーヴ熱が高く、それがJBファミリーほか70年代ファンクの再評価を生み、一方でHIPHOPカルチャーが急成長、そんな中まだまだCDは定着してなくて、中古レコ屋には名盤が溢れていた時代だ。(たぶん)

俺はというとJB〜SLY〜EW&Fを通過してHIPHOPへ、つー感じでとにかく黒く黒く、ってなる。ポップス=軟弱、テクノ(エレクトロ)=クソとさえ発言していたアヌスのちっせえ自分に中指を立て、脳内大航海時代の始まりである。が、ソレはまた別のお話。(注:今は拡張完了という意味ではない>アヌスw)
 

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