デカしたイカしたロックスター
2006年3月26日 音楽80-90年代を、心身共に若いまたは青い状態で
駆け抜けた者が書く音楽レビュー記事が続いて
おります。もちろん思い入れの強い時代の事を
書いてますので、誇大表現等あったりしますが
この思いは譲れませんよ(笑)
さて「怒らせると怖い人」っていますよね。それはSHAKE(aka木暮武彦)の
ことを言います。レベッカを喧嘩別れで脱退した彼は、またたく間にこんな
モンスター・バンドを作り上げてしまったんだから。
レベッカ時代の盟友と、The Street Slidersや尾崎豊のローディー。という必殺
リズム職人たちと、やはりなんと言っても!ダイヤモンド☆ユカイ(aka田所豊)
などと言うハリウッド級のバカ! この一見ふざけた名前の馬の骨は、それまで
(おそらく)どこのメディアにも登場しなかったのが不思議なほど完璧なまでの
ロック・スターで、文句無しにバカカッコよかった。
当然のようにこのデビュー盤からシーンのメインストリートを驀進するわけだが
俺は確か1stシングル「Outsider」のプロモを見て彼等を知ったように記憶してる。
歯医者で歯を削るシーンからはじまるヤツ。あれ?「Wild Cherry」だったっけ?
とにかくもう、こりゃ買いてー、と思ったが、金が無いし、レンタルでいいか…と
思いながらレコ屋まで現物を「見に」いったんだよなあ。
(つーかレンタルレコードて。懐かしい。。)
で、レコ屋で見たのが強烈なアオリのバナ−。「セックスよりも、気持ちいい」
だよ!
当時、童貞卒業に成功したばかりの中学生だった俺。快感ここに極まれり、と、
正直ロック熱がマンネリ・ブギだった俺。もう、とにかくヤりたい盛りの俺。
肩で風きって「俺ってバリバリかぁ?」な俺。
そんな俺からしたら「 ナニ?(`ε´) 」という感じ。イラっときた(笑)
ダッシュで家に帰ってオカンに土下座して金を借り(泣)買いに走った記憶が…
そう、結局ツカミはバナ−70%、オパーイ30%だったわけである。やられた。
でも、たまには騙されてみるモンで、とにかくゴージャスで爽快なナンバーを
繰り出すスタイルはこの盤から出来上がっていて、ワシは狂喜乱舞だったワケ。
そしてこの後の
■傑作12inch「バラとワイン」
表題曲は俺のフェイバリットTOP50に入る超名曲。アナログ盤ジャケのSHAKE
はすんげーカッコよい。
■磐石の地位を確立した2nd「Casino Drive」
このへんからCDに移行。ココまでThe Beatlesを通過していない俺のビートルズ
デビューのきっかけとなった「JOHN」収録。
と、たて続けに感動させられる。青いなあ。青すぎる春だよ。。
で、あれから20年。いまだ多重債務から卒業できない俺。行き当たりばったり
のセックスにマンネリ・ブギな俺。でも、まだヤりたい俺。肩をすぼめて冷たい
風にしかめっ面の俺。
そんな俺はレッズファン仕様の酒の肴で今日も泡盛。なのです。
↓
http://www1.ocn.ne.jp/~sinsei/akisake.htm#yutaka
ギャンブラーに… って思いっきり確信犯やんけーヽ(`Д´)ノ
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