ミジメ、イジメにイジケる

　
ちと愚痴ります。最近イジメ報道が加熱し、いろんなブログでも目に付くようになった。
「現代に生きる子供たちは大変なんだな〜」と正直なところ関心を持つでもなくボーっと
流し見てるワケなんですけど、父方のお爺の臨終や母方のお爺の介護に関わるにつれ、胸
の中にドス黒く渦巻く得体の知れないものって、イジメを受ける側の苦痛に似たものなん
じゃないのか？などとモンモンと思いながら週末を過ごしました。

もちろん、本当にイジメを受け、苦しんでいる子供たちの胸の内は計り知れませんし、俺
には子供もいないし、俺は幸運にも今までイジメられる側にもイジメる側にも立ったこと
がないので、俺は現代のイジメ問題について語る術を持たないに等しい。なので、ソレと
混同しようとは一切思いませんが、

「老人医療費引き上げ」
「老年者控除廃止」
「生活保護老齢加算廃止」
「介護保険料引き上げ」（二度）
「障害者自立支援法」強行採決
　
等と、小泉純一郎自民党と公明党が推し進めてきた、社会的弱者にムチ打つこれらの政策、
これがイジメでなくてなんなのだ？と問いかけたい。まあ実際いろんな機関に電話で相談
したんですが、納得のいく説明など返ってこないうえに、厄介者あつかいでしたよ。もう、
選挙のたび改革を叫ぶ自民党や公明党の候補者には石でも投げてやりたかったね。

たびたび引用で恐縮ですが、きっこさんトコでは介護用電動ベッドを回収されてしまった
お気の毒な札幌の御老人たちの事が書かれていました。それは俺の住む地方でも例外では
ありません。このたび、お爺がお世話になってる特養から「退去してください」と通達が。

この数年で、止むに止まれぬ事情から顔なじみの皆さんが次々と施設を後にして行きまし
たが、ついにウチにもきました。長い期間で親しくなった介護士さん、おじいさん、おば
あさんともお別れです。もう、溜息しか出ませんよ。

とは言っても、イジけてばっかりなワケにはいかんので、ま、こまめに動いてますわいな。
一番のストレスを抱え込むのはお爺ですから。
　
　
　
つかN嬢の分も余計に腹立つんだよな。N嬢の実家の状態や彼女自身が育った環境は、話
を聞く限りでは俺の数倍ハードです。なのに彼女は鈍感なのか天然なのか、のほほーんと
構えてますがね。しかし、そもそも彼女がヨゴレ業界に飛び込んだのは、実家および家族
救済、という側面もあるのです。そしてその自身に課したミッションもそろそろゴールが
見えてきたそうな。。。

いろいろ身の上話を聞くたびに「こいつにはかなわねー」と思わされると同時に、やる気
も出てきます。「負けてらんねー」とね。自分だ自分。自分次第だよな。
　
ま、そんな感じで今日は焼肉をおごってもらって帰ってきました。態度には出さないけど、
密かに感謝しています。
　
　
　
恒例、月曜の恨み節でした。