きっとHEROな人々
2006年11月28日 映画前回の日記を最前線に置いとくのもちとアレ
なんで、レビューでも書いときますか。
週末、妹が借りてきてたのを夜中にコソコソ
観ましてん。
…で、コレが。
「死なんといてー!」という恋人の、「死んだらあかん!」という母親の、悲痛な叫び
よりも、滅びの美学を説く師の言葉に、少年兵たちの「死ニ方用意」に、ボロ泣きして
しまった。そらもう、ザブングルの加藤みたいな顔でマジ泣きですわ。
戦争モノに限ったことじゃないけど、このテーマには数限りない視点・論点があること
を承知してるがゆえに、渡哲也が登場するあたりまで物語に入り込めなかったというの
が正直なトコロだが、それは時期をハズして観たせいかもしれない。
それと、仲代達也に「ワシの昭和は終わった」と言わせてしまうあたり、そのセリフを
言わさんがためのタイタニック方式…?などと邪推してしまい、釈然としないトコロも
あるのだが、トータルでは◎(泣けたから)
●「残る桜も・・・散る桜じゃ」反町、意外に渋ス!
●なんで一茂がこんなイイ役を?でも映える顔ではあるな。
●獅童の緩急つきすぎな演技が時代背景にマッチ
●ヤマトすげー。とにかくすげー。
●どんなチョイ役でも印象に残る寺島しのぶって・・・
●前半一時間はカットでイイんじゃん?とは禁句である
●で、他の登場人物たちを掘り下げたエピソードを一時間(だから禁句)
●でもそんな泣き通しの映画じゃ、観てる方もしんどいか。
や、なんだかんだ言っても、良かったスよ。
ただ、密林のレビューを読んで気になったことがある。史実はこう↓らしい。
●最後の戦闘、米奇襲機は約三百機(劇中では四十機)。
●ヤマトの主砲三連射はその敵機の約三分の一を戦闘不能に陥れた。
●ヤマトは三十発以上の魚雷を受け、なおも沈まなかった。
…これを忠実に再現できていたら…?戦艦大和は神々しさを増し、さらに美しく哀しく
沈んでいったであろうことを思うと、ちょっと残念でもある。
あ・・・
ちなみにザブングルの加藤てのは↓向かって右(ボケ)。「くやしーです!」の方ね。
(リンク先のコントでは、寝顔とされてます)
http://www.youtube.com/watch?v=ohySjZiXiqY
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