停滞してた盤レビューですが久し振りに。
先日ちと触れたBLUE KING BROWNです。
いや、マジでカッコイイなーコレ。
メインストリームに乗りきるにはちょい
とキャッチ−さが足んないかとは思うが、
レゲエ・サンバ・サルサか、またはアフリカか。プリミティヴ色を濃く出すパー
カッションのカットイン(ちゃんとドラムも居るからね)が一番のキモとなるが、
ヴォ−カル、ナタリー嬢の決して高ぶらない歌も良いなあ。地味なキーボードや
ジャンベとかいくつ楽器使ってんのかわかりません。そんなジャム感ばりばりな
セッション、生命感があってイイです。
あえて欲を言うなら、上記のチャームポイントが突出し過ぎてる点かなぁ。彼等
はヒップホップやアシッドジャズ方面からの影響も積極的に認めるわりに、その
影が薄いような気がする。ま、一枚のアルバムにバリエーションを求め過ぎるの
はナンセンスだから次作に期待しよう。
そうです。次作も確実に「買い」なバンド。俺的には、ベースラインを強調した
スロウナンバーやホーンセクションの導入などがあればサイコ−なんだけど。
さて、この盤内オキニは一曲目のキラーチューンと先日アゲたシングルカット曲。
格段の出来です。あとは(二)(三)(七)(十)かな。ってほとんどやん。あ、
日本盤にはボーナストラックとPVついてますよ。
いずれにしても、今んとこ、とにかく今年イチ。
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