潜む忍ぶ続く地獄(3)
2007年7月18日 映画とうとう終極。三部作の完結編です。しかし
地獄は続く。哀しいラストに「・・・」だ。
いやあ、正直残念なんですわ。ストーリーを
書こうもんなら即ネタバレなんで端折ります
が、悪くはないです。むしろイイです。
残念なのは編集。時間軸の現在・過去がある
のは解りますが、幻想も交じってきちゃった
よコレ。この三ケ所を行ったり来たりという。
ぶっちゃけ難解で目を離せません(笑)ま、「謎を明らかにする」とか言うといて、
そもそも(1)で放置された重要な謎があったか?っちゅー話しですけどね。「実
はこんな事ありましてん」とか説明されても・・・てな感じですよ。
でも、スッキリはするんだけどね。とりあえず無間地獄の中間ポイントには届いた
感じです。いっちゃん最後にまた謎が残るけど。「何て打ってるの?」って。
中盤、俺的には嬉しいが不必要と思われる過去のヤンとケリ−嬢のラブシーンとか、
幻想と同じ部屋で向かい合うシーンとか、登場人物の心情の混乱を指し示すものだ
っつーのは解るけど、視聴者まで混乱に陥れます(笑)
あとは、キョンがさらに良くなってる。新たに投入された重要キャラクターも味が
あって良い。そして、シリーズを通して「地獄に堕ちる者」とそうでない者を示す
アイテムがあることに確信が持てます。そう、エレベーターですね。
それと名台詞でました。「運命は人を変えるが、人は運命を変えられない」うん、
重いス。
ま、そんなこんなで、トータルでは「かなり楽しめる」三部作ですわ。
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