紀元前〜二千年も来てんねん
2008年7月11日 映画
『earth(アース)』
残念ながらDVDでの観賞になってしまったが、それでも
楽しみにしていた作品。
「主人公、地球。四十六億歳」と冠しながら映されるの
は地球の現状。視点は、ホッキョクグマの活動開始から
南下していき、最後にホッキョクグマにもどってくる。
ちょっと地軸が傾いた時から現代まで続く奇跡の連鎖っ
つーと大袈裟かも知れんが、ホンマ地球は奇跡の星。
全編を通してスケールの大きさに圧倒されるけど、やはりインパクトが強いのは
渡り鳥や鹿の群れの移動映像だろうか。美しいというか、ただただスゴイ。それ
と特筆すべきはオオカミのハンティングシーンかな。まあ俺みたいなネイチャー
物好きには既に目にした映像もチラホラある今作中、緊張感のあるシーンで世界
初の撮影成功シーンを持ってきてくれるあたりはニクいねえ。コレはなかなかの
保存版ですぞ。
ただ正直なところ、作品外のところでモヤっと感も少し残る。最近のネイチャー
ドキュメンタリーシリーズは、深刻な環境問題と絡めて製作されることが多いが、
ソレに乗りきっちゃった製作陣。時代性だし最新シリーズだからしかたないとし
てもココまで乗ってるとは予想外だった。ひとつの思想・方法論まで持ち出さな
かったことが救い。それでも俺だったらややモヤなりに楽しんでたと思うけど。。
結果、このジャンルのコアなファンには到底満足できる作品ではないだろうなあ。
そして俺的に最も許せないのはチーターのハンティングシーンで、捕えたガゼル
(カリブーだったか?)を食べるシーンを「お子様向け」にカットしたことだッ!
これは完全にドキュメンタリーと呼べない部分だし、あたかもチーターが戯れに
弱いものを追い立てて殺したかのよう。たしかにショッキングなシーンかも知れ
ないが、「お子様向け」には、むしろカットすべきでないだろうと思うのだが。
輪をかけてアホなのが「コレを教育の現場に」とか考えてる連中。どこまで骨を
抜く気なんだ。教育云々いうなら、昔やってた「野生の王国」とか某国営放送の
「プラネットアース」にしとけ!
・・・とまあ、こういうの好きだから余計にモヤっとの部分を多く書き過ぎたw
でも、いろいろ考えさせられるのは悪いことではないと思うし、映像に感動させ
られるのも間違いない。今観るならコレかもしれない(←散々言うといてそれw
↓そして小ネタもぐだぐだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
だいたい、蔓延してる「エコ病」にも問題ありそうなんだが。地球温暖化の観測
データとか説やら方法論やら思想やら、あふれ過ぎてるし、結局のところ四十六
億歳の地球さん、人間のスケールじゃとてもとても・・・もうちょっと取捨選択
も自分次第、ってトコをつっ突けないだろか、とも思う。え?もうやってるの?
ごめんね○○堂さん。ともかく、こんな映画を観た日にゃ、温暖化によって促進
されていく野生動物の窮状を思い「こんなに素晴らしく美しい自然を、動物達を
守らなくては!!すぐに環境対策を始めなくては!!」・・・と盲目的にペット
ボトルのラベルを剥がしだす人が増えかねない。いや、気持ちは解るし、たぶん
間違ってはいない。でも、やっぱり冷静に「知ること」から始めたほうがイイの
ではないか。だって、利権闘争のカモにされてたり、自分の首しめてたことを後
から知らされたり、はイヤでしょ?「何もしないより、先走って空回りした方が
イイ」じゃ済まされない問題だし。まー偉そうに書いてて、実はよく解ってない
俺なんか、特にそう(笑)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4492800786/
↑俺は完全肯定ではないが、いろいろあるわな。なんか、めっさ脱線してもうた。。
↓ホンマに書きたかった小ネタはコチラ。
グーグルアースで下記の座標を見て見て〜(半角英字入力でね)
10 54 13.65 N, 19 56 06.14 E ←象群
28 19 18.51 S, 32 24 30.19 E ←カバ群
某ブログから拝借しました。こんなの自分で探そうと思ったら三日は寝れない(笑)
つーか、こんなのも自宅に居ながら見れる時代か・・・
残念ながらDVDでの観賞になってしまったが、それでも
楽しみにしていた作品。
「主人公、地球。四十六億歳」と冠しながら映されるの
は地球の現状。視点は、ホッキョクグマの活動開始から
南下していき、最後にホッキョクグマにもどってくる。
ちょっと地軸が傾いた時から現代まで続く奇跡の連鎖っ
つーと大袈裟かも知れんが、ホンマ地球は奇跡の星。
全編を通してスケールの大きさに圧倒されるけど、やはりインパクトが強いのは
渡り鳥や鹿の群れの移動映像だろうか。美しいというか、ただただスゴイ。それ
と特筆すべきはオオカミのハンティングシーンかな。まあ俺みたいなネイチャー
物好きには既に目にした映像もチラホラある今作中、緊張感のあるシーンで世界
初の撮影成功シーンを持ってきてくれるあたりはニクいねえ。コレはなかなかの
保存版ですぞ。
ただ正直なところ、作品外のところでモヤっと感も少し残る。最近のネイチャー
ドキュメンタリーシリーズは、深刻な環境問題と絡めて製作されることが多いが、
ソレに乗りきっちゃった製作陣。時代性だし最新シリーズだからしかたないとし
てもココまで乗ってるとは予想外だった。ひとつの思想・方法論まで持ち出さな
かったことが救い。それでも俺だったらややモヤなりに楽しんでたと思うけど。。
結果、このジャンルのコアなファンには到底満足できる作品ではないだろうなあ。
そして俺的に最も許せないのはチーターのハンティングシーンで、捕えたガゼル
(カリブーだったか?)を食べるシーンを「お子様向け」にカットしたことだッ!
これは完全にドキュメンタリーと呼べない部分だし、あたかもチーターが戯れに
弱いものを追い立てて殺したかのよう。たしかにショッキングなシーンかも知れ
ないが、「お子様向け」には、むしろカットすべきでないだろうと思うのだが。
輪をかけてアホなのが「コレを教育の現場に」とか考えてる連中。どこまで骨を
抜く気なんだ。教育云々いうなら、昔やってた「野生の王国」とか某国営放送の
「プラネットアース」にしとけ!
・・・とまあ、こういうの好きだから余計にモヤっとの部分を多く書き過ぎたw
でも、いろいろ考えさせられるのは悪いことではないと思うし、映像に感動させ
られるのも間違いない。今観るならコレかもしれない(←散々言うといてそれw
↓そして小ネタもぐだぐだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
だいたい、蔓延してる「エコ病」にも問題ありそうなんだが。地球温暖化の観測
データとか説やら方法論やら思想やら、あふれ過ぎてるし、結局のところ四十六
億歳の地球さん、人間のスケールじゃとてもとても・・・もうちょっと取捨選択
も自分次第、ってトコをつっ突けないだろか、とも思う。え?もうやってるの?
ごめんね○○堂さん。ともかく、こんな映画を観た日にゃ、温暖化によって促進
されていく野生動物の窮状を思い「こんなに素晴らしく美しい自然を、動物達を
守らなくては!!すぐに環境対策を始めなくては!!」・・・と盲目的にペット
ボトルのラベルを剥がしだす人が増えかねない。いや、気持ちは解るし、たぶん
間違ってはいない。でも、やっぱり冷静に「知ること」から始めたほうがイイの
ではないか。だって、利権闘争のカモにされてたり、自分の首しめてたことを後
から知らされたり、はイヤでしょ?「何もしないより、先走って空回りした方が
イイ」じゃ済まされない問題だし。まー偉そうに書いてて、実はよく解ってない
俺なんか、特にそう(笑)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4492800786/
↑俺は完全肯定ではないが、いろいろあるわな。なんか、めっさ脱線してもうた。。
↓ホンマに書きたかった小ネタはコチラ。
グーグルアースで下記の座標を見て見て〜(半角英字入力でね)
10 54 13.65 N, 19 56 06.14 E ←象群
28 19 18.51 S, 32 24 30.19 E ←カバ群
某ブログから拝借しました。こんなの自分で探そうと思ったら三日は寝れない(笑)
つーか、こんなのも自宅に居ながら見れる時代か・・・
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