前回と同じく「LOST」のジャック様（マシュー・フォックス）が出てるってだけで借りたが、コレもややウケ。
米国大統領が演説中に狙撃され、続いて現場が爆破されるというテロ事件が発生した。最初はマスコミ視点だが、ドーンときてから画面静止、二十分前に巻き戻し、さあ今度はSPの視点でお送りします、といった編集がされていて、それをドーンのたびに巻き戻って大統領本人・現場の目撃者・犯人グループ、と繰り返す。
こういう時間軸をぶった斬る編集、俺的にかなり好き嫌いが激しい。
斬った貼った仕事ということでDJ的つなぎと前後の関係性、テンポの緩急あたりに自分のツボがあると思うのだが、実際のところはよくわからない。今作はエピソード毎に他エピソードに繋がる伏線があり（まあ当然か）、それがまずまずだと感じた。特に良かったのは大統領のパート。実はその先行ってる犯人グループとの攻防もエッと思わされるところがポツポツあって楽しめた。
キャスト方面ではシガニー・ウィーバー、フォレスト・ウィテカーと並ぶ脇にジャック様でイイのかと少々不安だったが、まあ良しでしょう。ちょっとジャックのまま過ぎだろうとも思うけど（笑）最初はなーんだ、やっぱチョ（ネタバレ注意）と思いき（以下自粛w）
つーか、それよりデニス・クエイドですよ。メグ・ライアンの夫ですよね（離婚したっけ？）。「デイ・アフター・トゥモロー」以来でしたが、全編通して渋かった。特に後半の追走劇での頑張りっぷりは思わず応援してしまった。そんな自分に年齢を感じてしまう秋の夜長。
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