Epidemic→Pandemicお約束
2008年10月6日 映画『28日後...』『28週後...』観了
三部作らしいが次はコケそうなので書いておく(笑)
走るゾンビが〜とどこかに書いてたけど、感染者ですね。感染後二十秒で脳が侵されちまうらしい。死んでるワケではなく狂暴性が増幅してるだけだと。だからんウイルスの繁殖本能により人肉を喰らう。ってなんでやねん。と。だからまあ不死でなく、いずれ餓死するんだってさ。ま「なんでこんなんなったか」についてはツっこみどころ満載なのであるが「あんなんなってもまだ生きている」というのが、本来なにも考えずにギャーギャー言いながら観て良しなこんなもんに「愛するものに殺される恐怖」「愛するものを殺してしまう絶望」というドラマ性を生み出している・・・か?(笑)
【1】(日)☆☆☆
際立ってるのは孤独感かなぁ。冒頭、主人公が独りで目覚めて廃虚と化したロンドンを彷徨ってるシーンは寂しゅうて寂しゅうて。散々ハローつっても返答なし、そしてついに呼び掛けに応えてくれたのは感染者、と。そんな絶望的状況で非感染者と出会った時は俺もホッとした。なんとなく引き込まれてたんやね。その後は急ピッチで展開する。主人公たちがチームとなり非感染者のコロニーを探すなどと王道的展開だが退屈でないのは、常に他人とのコミュニケーションを欲している主人公になんとなく共感できたからか?静(長回し)と動(早回し)のメリハリのある編集も良かった。前のレビューで切った貼った仕事がDJ的と書いたけど、こっちの方がまさにソレだわ。最後の〆も綺麗で、これは面白かった。
【2】(週)☆☆☆
ココでも「LOST」で憎きマイコー役だった・・・(名前知らん!)が出てますな。今作は正直トーンダウンだが星の数は同じにしとく。最後の感染者が死に、米軍(国連だったっけ?)管理下で復興中のロンドンが舞台だが。。あのな、ウイルスに関してなんも解明されてないのに前作の騒動時に国外にいた人たちを帰国させたり、免疫を持ってるかも知れない人を見つけたのに軍医の調査依頼をあっさり却下したり、簡単にパニクっちゃって肝心なトコ映さずイラつかせたり。もうね、米軍アホすぎ。この都合良過ぎな展開、ただのゾンビものなら笑えるけどドラマも盛ろうっていうこのシリーズでは・・・って感じ。感染者の動きは変わらず中々だ。暗闇シーンもグッド。手ブレでちょっとオエッってなるけど。ラストのお約束はイイとしても続編を意識しすぎのいやらしさが不満足。
で、ダニー・ボイル自身が監督する「28 months later」、ホンマなんかいな?まあ本人が言うてたらしいけど。続編て、「アイ・アム・レジェンド」ちゃうん?(笑)もしくは、「復活の日」だったりして。
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