Good Day! Branco&Grande!

2008年10月15日 映画
 
ツタヤにて「犬10」を手に取り、悩む。泣くか?泣くのか?やっぱ泣くよなあ。
つーわけでコッチに逃げる(笑)今日は『ボンボン』だっぺ。

正直あんま期待してなかったけど俺の好きなブル系だし、ってことで。

んで観始めたらなんなのよ、切なそうな哀しそうな、少し高田純次似のおじさん出てきて、なんかアレ?コッチも違う意味で泣いちゃう系?と思ったが、とりあえずこのおじさんの表情から目が離せない。メガ目が離せないって感じ。アラフォー俺の目を釘付けにさすおじさん、ってなんなのよ。つーかホンマ切ない表情すんのよ。そんな俺、アブないでっか?

で、ストーリーはこの少し高田純次似のおじさんがひょんな事から犬をもらうハメになったのをきっかけにロードムービー的な展開・・・という。全体的にユルい雰囲気で、大筋としてはチャンピオン犬を目指すってのもあるけど、「犬ってイイよね」的な日常を日常のまま映した作品のようです。登場する犬はドゴ・アルへンティーノという犬種らしい。アメリカンピットブルみたいな闘犬の風貌だけどスタッフォードシャーブルテリアみたいな愛嬌もある犬ですな。狩猟犬として優れてるらしい。この犬、名前はボンボン・デ・レチェン(レチェンは犬舎名?)というんだが、このボンボンがまた。映るたびにニヤけてる俺、アブないでっか?

愛犬マインドもペット業界の感覚もお国柄なのか少しアレ?と思う箇所もあるし、最後にちょっとだけ「え…?そんなあ」と不安にさせられる展開があるが、基本的に大きな笑いもなく、熱くなることもなく、もちろん涙なく、いろんな方向に寸足らずなまま淡々と時間が過ぎて、そのまま終わるけど、愛犬家が得る喜びや幸福感というのは万国大差無いのかもねえ。とホンワカ思わせてくれる表情が絶品のおじさんとボンボン(特に運転席おじさん助手席ボンボンの車内2ショットが秀逸)、それと舞台となったアルゼンチンの素晴らしい景観(特に描いたような青空と真っ白なボンボンのコントラスト)が目を楽しませてくれて、俺的に大満足である。ゆっくりしたい時に観れてよかった。
 
 

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