忙中閑の焦燥感

2008年12月15日 映画
忙中閑の焦燥感
 
ちょっと本職の方の手が空いてきた。てかこの時期にそんなん異常。むむ、ネガティヴマインドに汚染されてるなー、世の中。そして俺も。俺ぁたぶんダメだね。ダーティーな方法はなんぼか思い付くんだけど正攻法じゃ手詰まりだわ。ここんとこの状況を乗り越せそうに無いわ。

暗くて鬱々とした状態なので、現実逃避にDVD何本か観た中から。
 
 
「シューテム・アップ」http://www.shootemup.jp/
いやコレ全然期待してなかったんだけど、観た時期が良かったわ。ストーリーもアレで特殊効果も雑だし…って感じだけど、新鮮なガンアクションありで全編撃ちっぱなし。スカッとした。ノれるかどうかで評価真っ二つ的な作品(たぶんダメな人の方が多い)だけど、俺はノリノリだったよ。

「ハンティング・パーティー」http://www.huntingparty.jp/
ボスニア紛争をモデルにした実話ベース。カラジッチまんまの戦争犯罪人探し。国連、NATO、CIAが何年探しても見つけられないのに、パンピーがソッコー見つける。そんなカラクリドラマ。トータルではシリアスと娯楽色と半々かな。なかなか面白かった。

「ラスベガスをぶっつぶせ」http://www.so-net.ne.jp/movie/sonypictures/homevideo/21/
これも実話ベースらしい。カード・カウンティングは単に勝率を上げるテクニックなので、あそこまでバカ勝ちするのはアホ。アメリカ的な友情物語もチョイ中途半端でイマイチ。もっとダーティーなギャンブルもん方面のやつなら楽しめたかも。しかしヴェガス行きてぇ〜とは思ったね。
 
 
トータルで気になったのは音楽。「シューテム・アップ」ではAC/DCの「If You Want Blood (You’ve Got It)」モトリーの「Kickstart My Heart」、「ハンティング・パーティー」ではラモーンズの「I Wanna Be Sedated」クラッシュの「I Fought The Law」(オリジナルはクリケッツ)、「ラスベガスをぶっつぶせ」ではストーンズ「You Can’t Always Get What You Want」のリミックス(予告編ではドアーズの「Break On Throgh」オリジナルを使ってた)

ここ七〜八年ずっとそうだが、TVCMしかり、どうもクラシックの乱用には哀しい気分にさせられる。まあ効果的ではあると思うけども。今ほしい盤をパッと思い浮かべても七割強がリマスターとかトリビュート盤だったりするしなあ。しかし、こんな感じで00年代も終盤だが、後々の人たちはこの年代のカルチャー面をどう語るのか。「不毛」とか「再評価ブーム」とか「才能の枯渇」とか、そんな感じ?

どこの業界でも救世主待ちってとこですな。がんばれ!俺以外。
 
 

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