『レッドクリフ』観了
三国志、特にマニアではなく特に好きなキャラも居ないが、これをモチーフにしたコミック系はけっこう読んでる。横山先生のもつまみ読み程度で読んだ。まあ言うたらフツーの人レベルの関わり方をしてきた俺なので、何の気なしに借りてみたのだが、これがビビビとキタコレ的に面白かった。
ワンマンで大軍を率い、敵無しなはずの曹操軍がしこたまやられたり、劣勢なのに層が厚く無敵すぎる劉備軍、完全に善悪のコントラストがつきすぎじゃねーかとも思う描かれようだが、序盤に描かれる長坂の戦い（だよね？）なんぞは完全に勝ち戦のようだった劉備軍、カッコよすぎる。あやうく関羽に惚れてしまいそうだったわ（笑）。ウーさんのお約束、スロー多用のアクションでも相変わらず体勢がビターっとキマってて超スタイリッシュ。ここで完全に心奪われていたので後の長い長いストーリーも退屈せずに観れた。
ただ残念だったのは、劉備が草鞋を編んでたり、文武両道を説く関羽とか、張飛の声のデカさ、周瑜が音楽にも精通してるところ、周瑜と孔明の赤壁後の展開を暗喩する会話などは、三国志が好きな人ならニンマリしそうな小ネタだったかと思うが、俺にはソレを全部拾えなかったことぐらいだ。
それと気になったのが中村獅童が演じる甘興って人物。甘寧だよね？とたしか浜乙女さまも書かれていたが（違ってたらごめんなさい）、どうやら映画オリジナルのキャラらしい。赤壁の時は甘寧いなかったもんね。でも、あくまで「甘寧じゃなくて甘寧をモデルにした人物」ってことは、死にキャラじゃないか？と推測されてるらしい。もしそうなら俄然パート2が楽しみになってきた。獅童ちゃんにそんな見せ場があるなんて。死に華咲かせたれや！って感じだ。それに演義のストーリーに沿って進むなら関羽様にも後半に見せ場があるはずだし。。。
うーむ、これはさすがにパート2は劇場に行ってしまうかもしれない（笑）
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