片手間シネマ vol.10
2010年8月21日 映画DVD観賞も久々でんな。
「アバター」☆☆★
まあ当然3Dで観てないので完全なレビューとは言えませんが、良かったコレ。ストーリー自体はオーソドックスなもので、いわゆる鉄板系なのでそれなりに感動しましたよ。全体的に3Dを意識した?奥行きのある画ヅラばかりなので、ちょっと前のアニメ映画を観てるような感覚に陥ってしまうのが「惜しい」と思えた。でもそれほど、自分で勝手に「酔ってまうやろな」と食わず嫌いしてる3D作品に「トライしてみてもいいんじゃねーの?」とその気にさせてくれたってことか。良作。
「アリス・イン・ワンダーランド」☆☆★
導入からティム・バートン監督の世界観がドヤドヤしてて後の展開を期待してしまうが、なんかそうでもなかったなあ。監督か、俺か、どっちが変わったのかわからんけど、少女の成長物語っつーのも、なんか違和感があった。もうちょっと異形の内に秘めたるものの描写とか、意味不明の変な台詞とかが多かったら違ってたかもねえ。でもキャラデザインとか、映像的にはイケてるので終始楽しめた。
「空気人形」☆☆★
で、コレですよ。欲してた「切ない系」ですよ(欲してたのかw)。いや、なにがすごいってペ・ドゥナ嬢の脱ぎっぷり。そんで、チチほりだしてる時より服を着た時(ココロを持ってる時)のほうがエロいときた。すごい。レストランで少女を真似てポイ&モグモグするとこなんかはキュン死するかと思たw。
ラストは儚さ虚しさ哀しさまで動員して画面で何が起こってるのか処理できない感覚になってしまったが、その時のためだけに意味ありげにカットインしてた星野真里がイイ仕事をして収束。すばらしい。
「サロゲート」☆★★
この男、何回世界を救えば気が済むんだ! というキャッチを見かけて「なにぃ、またブルース叔父貴、救っちゃったか!」と借りた今作、ビミョー(笑)。しかしサロゲートの肌質感の画像処理もなかなかすごいんじゃないの?叔父貴って55歳・・・だよね?でもま、やっぱ叔父貴は泥臭いリアルが似合ってると思うけどね。
「重力ピエロ」☆★★
もう最悪。なんで黒澤さんの存在をカットした?泉水の単一目線感も無く、洒落た台詞も大幅カットとなれば、原作で俺が気に入った箇所が・・・とにかく残念。ただ父親の厚みをアップさせたことだけは良かった。配役もほぼ完璧にイメージ通りだったし。
「ラッシュライフ」★★★
「重力ピエロ(原作)」で気に入った黒澤さんの存在感だが、実は別の作品ですでに準主役級をやってた。なるほどね。と借りてみたものの、「重力ピエロ(劇場版)」よりもさらに最悪。なんかパルプフィクション系の粗悪コピーみたくなってる。黒澤も堺雅人でなんかイメージ違うし、台詞聞こえねーし、カメラ手ぶれしてやがるし。最初にスプラッタシーン持ってくるかよ。。。で今、原作読んでます。おもれー。てワケで遅ればせながら伊坂作品ファンになりつつある。ミーハーだ俺w
あ、みかんさま、513さま、お気に入り登録させていただきました。
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