Gimme Gimme Comics vol.2
2011年2月22日 読書過去にサラ書きしたやつもシリーズ化のために一部コピペり。
「シグルイ」(南條範夫/原作・山口貴由/作)(完結)
ついに完結した残酷無惨時代絵巻は好き嫌いバッサリもんだが「俺の心のベストテン」にランクインしても不思議じゃない。インパクトに次ぐインパクトで読むのに体力が要るけど、やっぱり名作は「多くて二十五〜六巻まで」というように(俺説)、テンションがダウンしないうちに駆け抜けるのがいい。山口先生の前作「覚悟のススメ」もそうだったが、今作はまさにそうで、心ふるわす力作にして、臓物臭たちこめる怪作。多グロなので体調不良時に読むことはオヌヌメできかねます。無情さパない。登場人物たちのツンデレ度もパない。特に俺的ベストキャラの虎眼先生は雄山(のツンデレ度)を軽く凌駕してる。
ちなみに山口先生は現在、前述「覚悟のススメ」の続編を連載中。これも期待。
「BECK」(ハロルド作石)(完結)
映画化は悔やまれる(笑)が、再々々読のきっかけとなったのでヨシとする。前書いたようにコユキのボーカル描写のオリジナルは「Toーy」にあり、連載当時の音楽雑誌やPV等から着想される作画なども「Toーy」当時の雰囲気だけど、こういうのは時代に合わせて定期的に上書きされてけばいいと思う。今作はオカズが二重三重にあり、コマ隅にちょろっと出てくるプロレスラーだったり、作者の好きな盤のジャケいじりの各話の扉絵だったりも楽しめるのでロック(特に洋楽)好きな人は読めばいいとおもうよ。ハロルド先生が実際に洋楽好きなようで、オカズも十分ディープ。もちろん話もいいっす。
あと未完作のこと書くのちょっとアレなんですが
「海月姫」(東村アキコ)(未完)
やっぱりオモロい。なんかテンションが今風でスピーディーなんだよな。アニメ化した(http://kuragehime.noitamina.tv/)けど、実写映画化もしそうだな。腐女子集団「尼〜ず」のまやや様(三国志オタク)がツボってたのだが、最新巻まで読んだら、ばんばさん(鉄道オタク)にもすっかりハマってた。ジェリーフィッシュのロゴをみんなで考えてる時のばんば案はサイコ−だったな。ツカミはキャラ設定だと思うので、読もうかどうしようか迷ってる人はwikiってみればいいとおもうよ。
「進撃の巨人」(諫山創)(未完)
あえて設定には突っ込まない(めちゃくちゃあるので)方向で読んでいこう。はじまったばっかで、画風も好みじゃないけど今のところ場面場面はいい。まだ展開どうこう言える段階じゃないけど通勤時間に読んでる分には面白かったすよ。
「アイアムアヒーロー」(花沢健吾)(未完)
賞獲り&ノミネート作は大体読んできたけど、これの展開は一番意外だった。なんだよ1巻帯のコメントなんだったんだよ。リリース(釣りの逆)かよww。とね。それまで「ああまたモテキみたいな・・・」って思ってたよ。アレの名称や小道具なんかはさすがに今風センスなので古臭い感じはしない。良作の予感するけど、樹海以降の展開はなんかよくあるパニック・ムービーぽくなってきたから不安。終わり方しだいだな。
「スプライト」(石川優吾)(未完)
最後になるけど未完作の中では一番オヌヌメ。まあ要はシチュエーション・パニック・サスペンス・ファンタジー。一言で言えば「漂流教室(楳図かずお)」(笑)。メタ重だけどこの設定すきだす。これは最後まで読むでしょう。今んとこベストキャラはもちろんアルベルト←犬w。ああ・・・でももしアルベルトが死ぬなんてことがあったら読むのやめるかも。。。
気になった人は第一話ちょっとだけでもどぞ http://big-3.jp/bigsuperior/rensai/supuraito/index.html ぶった切れすぎて逆効果としか思えないけどねw。
(´-`) 。o O(あ、ワンピ読むの休止してたのを再開したなう)
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