片手間ドラマシネマ
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(θεW) 。o O(ゲゲゲシリーズ)

ドラマ版は、必要以上にドラマドラマしてる感じも無かったし、長いドラマなんで役者さんに対する違和感も最終回には飛んでたし。それと、半フィクションとはいえ当時の斜陽産業の側面とか、戦中漫画家の持つ死生観の一部も垣間見れたり長編ドラマでしかできない重層的なテーマが良かった。いやぁ、良かった。わざわざ二回言いました。

映画版の方は「よせばいいのに」状態まんま(笑)映画版でももちろん上記テーマは描かれてるけど、ドラマ版観了後では、なんというか軽かった。オマケ的なもんだったかな。ドラマ版に出演した役者をポイントで使ってくるのも逆にあざとく思えてしまった。

なので以下ドラマ版に関してだけ書くけど、上記以外に、なんと言っても水木先生の「鬼気迫る描き込み」に触れてくれたのが嬉しかった。展覧会とかに足を運んで、実際に原画を観たことがある人はご存知でしょうが、すげえんだから。描き込みが。印刷じゃ表現しきれないとこまで描き込んでて感動するんだよなあ。

フェイバリットキャラは戌井さんだな。モデルは水木先生と「抱き合い心中」とまで言われた元貸本漫画家の編集者、桜井昌一氏。さらには水木作品によく登場する↓のモデルとされる。このフィギュアほしい。

水木しげる、あの世とこの世のサラリーマンフィギュア発売
http://natalie.mu/comic/gallery/show/news_id/31551/image_id/38872

あと、このドラマを見た人で水木先生にも興味でてきた、って人はウィキってみたらいいと思うよ。「へえ〜」満載。

その他、コアなブログエントリも貼っときます。
ネットゲリラ: 「ゲゲゲの女房」のモデル総ざらえ
http://shadow-city.blogzine.jp/net/2010/07/post_cd31.html
「ゲゲゲの女房」で貸本漫画家達が貧乏な背景 | Kousyoublog
http://kousyoublog.jp/?eid=2497

でもやっぱ浦木と菅井ちゃんは架空のキャラなのね・・・それはちょっと残念。そして追記。
水木しげる:89歳でマンガ連載開始「ゲゲゲの家計簿」下積み時代の苦労を生々しく - MANTANWEB
http://mantan-web.jp/2011/05/09/20110509dog00m200033000c.html
まじ引退しないのこの人?妖怪じゃないの?(笑)

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